札幌市教育委員会は29日、診断書を偽造して不正に病気休暇を取得するなどしたとして、札幌市南区の市立小の女性職員(47)を同日付で懲戒免職処分にした。

 市教委によると、職員は2022年11月から23年10月までの間、診断書を計7回偽造し、所属長に提出。有給の病気休暇を30日分取得した。また、23年4~8月に、届け出た勤務経路と異なる経路で通勤し、通勤手当7万3752円を不正受給した。

 市教委は、不正に受け取った給与や手当の返還を職員に求める。

2024年3月29日 19:44(3月29日 23:59更新)北海道新聞どうしん電子版より転載