札幌市の生活保護業務で20代の男性職員が不適切な事務処理を繰り返し、過小・過大支給など172万9102円の影響が出た問題で、市は22日、この職員を停職2カ月の懲戒処分とした。

 市によると、男性は2021年3月~23年4月、西区保健福祉部で9世帯分の必要な事務処理を怠ったり、虚偽の記録を作成したりした。管理監督責任を問い、課長職の60代男性を減給2カ月などとした。(麻植文佳)

2024年1月22日 21:44北海道新聞どうしん電子版より転載