道は28日、職員5人の懲戒処分を発表した。2021年11月から約1年半にわたり、無免許で公用車などを運転したとして、オホーツク総合振興局の男性職員(30)を停職3カ月とした。

 部下を怒鳴るなどのパワーハラスメントを行ったとして水産林務部の男性管理職員(55)は減給3カ月、女性職員をしつこく誘って手の甲にキスをするなどのセクハラ行為をしたとして根室振興局の男性職員(55)を減給1カ月とした。

 勤務中に公用パソコンで仕事と関係のないインターネットサイトにアクセスした根室振興局の男性職員(51)と、私用の車で法定速度を30~45キロ超過した水産林務部の男性職員(46)は戒告とした。(金子文太郎)

2023年12月28日 17:22(12月28日 22:10更新)北海道新聞どうしん電子版より転載

 

・「説明責任果たして」強制捜査巡り鈴木知事 相次ぐ道の不祥事も陳謝
鈴木直道知事は20日の記者会見で、自民党派閥の政治資金パーティーを巡る裏金疑惑で東京地検特捜部が安倍派と二階派の強制捜査に入ったことに関し、「前代未聞で、速やかに事実関係を明らかにしてほしい。国会議員の職責として説明責任を果たすことも大事だ」と述べ、国民の政治不信の払拭に努めるよう求めた。
 道の低所得世帯への給付金事業で誤って123世帯に計4156万円を過大支給した問題について、「大変重く受け止めている」と陳謝した上で、20日午前で113世帯から返還の合意を得たと説明した。
 ホテルの元従業員が道と市の旅行助成事業を悪用し、計1100万円を不正受給していた問題には「このようなことがないよう対応したい」と再発防止に努める考えを示した。
 また、道職員を対象に「年末年始リフレッシュ期間」を設け、12月28日や1月4、5日に会議や行事を控えて1週間以上の連続した休暇取得を呼び掛けるとも説明した。(金子俊介)

2023年12月20日 20:19(12月20日 20:26更新)北海道新聞どうしん電子版より転載