【深川】市は本年度、乳児に道産の木材で作った積み木を贈る「ウッドデビュー推進事業」を始めた。子どもたちに想像力、集中力を育んでもらうのが狙い。

 市内在住の1歳までの乳児が対象で、保護者が4カ月健診時に申請する。円柱や三角すいなど50個がセットになっている。収納する木箱には平仮名で名前と生年月日が彫り込まれる。

 初の贈呈式は7月19日に市健康福祉センターで行われ、曽我部麻里さんと約8カ月の光ちゃんが出席した。曽我部さんは「立派な積み木をもらってうれしい。大切にしたい」と喜んだ。積み木は市内の能登家具店が製造し、本年度の事業費は約240万円。

 同様の事業は2013年度から雨竜町で行っている。(出井一彰)

2023年8月1日 19:31北海道新聞どうしん電子版より転載

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