第一生命旭川支社は16日、小児がん患者の支援に役立ててほしいと、旭川医科大学小児科学講座に25万5400円を寄付した。

 第一生命は昨年10~12月にアフラック旭川支社と協力し、がん検診についてのアンケートの回収1枚ごとに100円を寄付するキャンペーンを実施。2554枚の回答があった。

 第一生命旭川支社の坂本一郎支社長、森めぐみ支社次長が旭医大を訪れ、高橋悟小児科学講座教授に目録を手渡した。坂本支社長は「道北、旭川の地域のため旭川医科大を寄付先に選んだ。寄付につながると聞いた人はアンケートに積極的だった」と報告。

 高橋教授は「道北や道東地域で(がんにより)長期入院が必要となる子どもたちがいる。多くの人が気にかけ、支援してくれるのはうれしい。診療に携わる医師として有効に活用したい」と話した。(桜井則彦)

2023年1月16日 21:05北海道新聞どうしん電子版より転載