北海道マラソン2022(28日・札幌市)に協賛する道内乳業大手のよつ葉乳業(札幌)は3日、「視覚障がい者の部」に出場する選手と伴走者用のビブス計105着を大会組織委員会に寄贈した。

 寄贈は17年から行っており、大会開催と同じく3年ぶり。札幌市中央区の北海道新聞社1階・道新プラザDO―BOXで行われた贈呈式で、よつ葉乳業の西山正管理統括部長が「パラアスリート、そして伴走者の皆さんがこのビブスを着用することで良い思い出になれば」と述べ、組織委の近藤浩副実行委員長(北海道新聞社事業局長)に手渡した。

 ビブスは明るい緑色で、他の参加者に障害のある選手の存在を知らせ、接触事故などを防ぐ効果がある。

 視覚障がい者の部には東京パラリンピック女子マラソン金メダリストの道下美里選手ら31人がエントリーしている。

8/04 05:00 北海道新聞どうしん電子版より転載