助産師の山浦直子です。
昨日はからだとお口の発達講座にたくさんのご参加ありがとうございました。
今回は参加人数に制限があるので1歳までの赤ちゃん対象にさせてもらいました。
1歳までの赤ちゃんはまだ歯は数本しか生えてないですし、お口の発達でお困りを感じている方は少ないでしょう。
現代の子供たちのお口の問題
ポカン口
噛む力、呑み込む力の低下
不正咬合
など
子どもたちのお口の問題は、幼児期、学童期になって気が付くことが多いですが、
実は、
妊娠中から歩くまでの姿勢発達
哺乳、離乳食時期のお口の使い方
が大きく影響しているのです。
今回は、私が自分が子育てするときに知ってたらよかった!と思うお口の発達のお話
昔の自分に伝えたい内容にまとめてみました。
午前午後とたくさんの方に聞いていただけて良かったです。
次回は実践編として、離乳食後期の遊び食べ、食べムラの対応などを中心に、偏食にならないためのお話を助産師の鈴木亜紀さんからしていただきます。
7月2日10時~にお申込みの方は忘れずいらしてください。
(7月2日は満席になりましたので、9月にも再度講座を開催予定です。日程が決まり次第ご案内します。)
お口の発達講座はバージョンアップさせながら、今後も定期的に開催していきますね。
感想
☆「口」という機能の大切さを実感しました。
大人は何も考えずに使っていますが、とても複雑な動きをしているのだと知りました。赤ちゃんがどれだけ難しいことに挑戦して食べたり、飲んだり、声を出しているかわかっただけでも、赤ちゃんのことが理解できて育児が楽になるなと思います。
抱っこや食べさせること一つ一つがどれだけ重要か再認識できました。
☆妊娠中から知っておきたい内容ばかりでした。この内容をいろいろな方に知っていただけたらと思います。
くちゃくちゃ食べ、呑み込みにくいなど大きくなったら治りにくいので早めに対策出来たらよかったです。今からでも根気強く取り組んで改善できたらと思います。
☆普段当たり前のように食べる・話す・呼吸をしているけれど、自分がどうやってやっているか考えると説明が難しくて驚きました。
子どもに食べさせるとき、飲ませるとき、与え方を考えてみようと思います。
☆お口ポカンの影響が歯並びだけでなく、ウィルス感染しやすいなど様々あることがわかりました。
お口のマッサージを家でも実践していこうと思います。離乳食を始めるころの動きや言葉のでかたを映像で見れてとても分かりやすかったです。
☆普段仕事で学童期の子どもたちを見ているので、今日お話を聞いて、お口の発達と運動機能の発達が無関係でないと納得しました。
これから離乳食になるので、丁寧に接していけるといいなと思いました。