助産師の山浦直子です。
連休中、ショッピングモールに行くとどうしても赤ちゃんの抱かれ方に目が行ってしまいます。
職業病だねと家族に笑われています。
それにしても街には不適切な抱っこが溢れています。
みなさん一度抱っこひもに入れた姿勢を鏡に映してみて欲しい。
赤ちゃんの体軸(口・へそ・おまた)はまっすぐになっていますか?
頭が後ろに反っていませんか?
そして、赤ちゃんのお口はちゃんと閉じていますか?
赤ちゃんの身体はほんとうにやわらかいのです。
日々の抱っこの仕方が形状記憶のように体に染みつきます。
いつも頭が抱っこひもからカクンと後ろに反っていたら、反りやすい癖がついてしまいます。
赤ちゃんに反りやすい癖がつくと、
なかなか寝ない
グズグズが多い
オッパイをよく離すようになる
手足のコントロールが遅れやすい
頸、肩~腰が硬く緊張がつよくなり、しなやかに体を動かしにくい(発達が進まない)
など育てにくさを感じるようになります。
抱っこの時、肘からあかちゃんの頭が反って落ちていたり、抱っこひもから頭がカックンと後ろに反っていたりすると、赤ちゃんのお口はいつもぽかんと空いてしまいます。
離乳食が始まるときに大切なのは、自ら口唇を閉じる力がついていることです。
離乳食でつまずかないために生まれてすぐからの抱っこや寝かせ方に気を付けて欲しいです。
幼児期になって気づく、お口ぽかんからくる低位舌、歯並びの問題は、実は妊娠中の赤ちゃんの姿勢や生まれた後の抱き方も大きく影響しているのです。
ぜひ赤ちゃんの発達を学びに教室にいらしてください。
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