助産師の山浦直子です。

今週最後の研修は助産師会の研修会でした。
南北関東地区の研修会は毎年各県持ち回りで開催されています。今年は神奈川県助産師会が担当なので、お手伝いがてら、行かないわけにはいきません。

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保健指導部会の部会集会は、「地域に花咲く助産師になろう」テーマでのグループワーク。

地域に根ざしていくために、自分の「ウリ」ってなにか、地域で自分のできることをどうアピールしていくかを考える機会にしてもらうための企画でした。

地域の助産師は日々仕事に追われていることが多いので、今の自分の仕事や、今後の方向性など考えるよい機会になりますね。


昨日の研修では横浜市や横須賀市で行ってきた産後ケアについてのシンポジュウムは興味深かい内容でした。

出産年齢の高齢化は年々感じていますが、横浜市では35歳以上の出産が33.2%だそうです。

産婦の親も高齢化しているので、産後のサポートがない・産後の疲労が回復しにくい状況の中で、慣れない育児での戸惑いや授乳がうまくいかないことが引き金となり、気持ちが不安定になってしまうことがよくあります。なかには育児や授乳行動にも影響が出てくる方もおられます。

でも、大変な時に適切なケアと休息がとれるだけで乗り超えていけることが多いのです。

これからは各地域で産後ケアが必要になってくるでしょうね。


これからの仕事の方向性や、助産師を地域でどうアピールしていくかを考えるよい機会となった研修でした。

久しぶりに会う助産師たちにも元気をもらったので、明日からまた頑張っていこうと思えました元気