久しぶりに、パソコンに向かっています。

 

なんがり助産院の藤森公世です。

 

いやいや…。

 

先日、新生児訪問に行った際に ちょっとモヤってすることがあったんです。

 

っていうか、

こういうモヤっは 今までにも 何度もありました。

だから、こういうケースがたくさんあるんじゃないかと思います。

病院で、体重の増えがあまり良くないと言われたので

早めに新生児訪問に来てほしいというご連絡で伺ってお話を聞いていると…

 

生後2週間後に、病院に行ったら

赤ちゃんの日増が24gで少ないと言われたと。

 

その時の授乳は、ほぼ母乳のみで10回から12回くらい飲ませていた。

おしっこもうんちもたくさん出ていて、お胸もとても張りが良かった。

 

でも、病院に行ったら…体重が少ないのでミルクを足しましょうと言われ…

2日間ミルクを足し、体重を測ったら 日増65gになっていたと。

 

そして私が伺った時には、

上の子のこともあるし、

混合は、大変だからミルクにしようかなって思い始めています。

上も子の時には、どうしても母乳であげたかったけど 結果混合だったし。

それで、ミルク飲んで元気なんでっと。

 

なんだか、複雑な気持ちでした。

もちろん、お母さんとご家族が決めていくことなので 正しい選択だと思います。


ただ、私の中でって話です。

 

確かに、新生児の日増は平均30gと言われています。

でも、それはあくまでも平均です。

つまり、それより多い子も少ない子もいると言うことです。

 

さすがに、15gくらいの日増だと ちょっと心配になっちゃいますが。

 

お母さんの気持ちは聞いてくれたのだろうか。

どうして、3日間なり7日間なり 経過を見てくれなかったのだろうか。

赤ちゃんも、ミルクが増えて急にたくさん飲むことになり びっくりしちゃったんじゃないだろうか。

 

頭の中をぐるぐる、ぐるぐる 色々なことが巡りました。

 

私が、アドバイスできることは

あっちではこう言われた、こっちではこう言われたと言うのが、

お母さんにとって 辛くなるポイントの一つだと思っているので、

1ヶ月健診までまだ時間もあるし、ゆっくり考えてもいいと思うよと伝えて帰ってきました。

 

 



 

おっぱいは、赤ちゃんにとっても

お母さんにとっても、

とてもいいことがたくさんあります。

 

どうしても、病院だとミルクを足しましょうとなるのもわかります。

忙しいし、一人ずつゆっくり…って言うのは、したくてもできないのが現状だと思います。

だから、誰が悪いとかそう言うことではないんです。

 

ただ…どこかで また違うワンクッションがあれば、

母乳なのか

混合なのか

ミルクなのか

ゆっくり考えながら、決めていけるのではないかなって。

 

そのための、

産後おたすけ隊をやっています。

 

退院してきて、

初めて赤ちゃんと過ごす24時間。

きっと不安なことだらけだと思います。

授乳も、これでいいんだろうか?どうしたらいいんだろうか?

乳首が痛いよう…張って痛いよう。

 

もう少し待てば2週間健診だから、それまで頑張ろう。

 

そんな方がたくさんいらっしゃるように思います。

 

母乳育児って、本当に楽しいし、楽だし、幸せな気分にあれるし。

赤ちゃんにとっては、頭が良くなるとか、免疫がつくとか、腸内環境を整えるなど

本当にいいことがたくさんあるんです。

 

ママズケアの南田さんがおっしゃるんです。

 

骨盤ケアは みんなするけど、

おっぱいケアは みんなあんまりしないのよね。

 

って。

昔は、私も おっぱいは吸啜刺激によって分泌が促されるってことのみに

着目していたんです。

 

でも、整体を学ぶ中で

おっぱいだってからだの一部。

おっぱい周囲がほぐれていて、

血流がいい方がおっぱいは出やすいんです。

 

そう思ったら、妊娠中からおっぱいケアするといいし、

産後もケアしながら 母乳育児の相談もすれば、

不安なく育児できると思うのになって。

 

もし、この記事を読んで

母乳育児をしていきたい。

悩んでいると言う人がいたら、ぜひご連絡いただきないなって思います。

 

勝手に、

この富士山の麓で 自信持って母乳育児をしている人が

たっくさん増えたらいいのにって

妄想してます。

 

母乳で育った 

元気な田舎っ子が いっぱい溢れる元気な地域になりますように。