オーストラリア、シドニーにて
フリー助産師／コーチとして活動しているNahoです
生まれながらにそなわっているチカラの可能性を信じ、「ナチュラルに自分らしく生きる産むはぐくむを応援」しています。
訪問（シドニーのみ）オンラインによる産前産後ケア
マタニティサロンの運営
コーチングの講座、セッションの提供をしています。
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前の記事の続きです。
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妊娠中から出産の仕組みやプロセスを上の子達と共有していざその日を迎えました。
破水をしたその日もいつも通りの夜を迎え、子どもたちもわたしもベットへ。そして家中が静まった夜中に、お産が進み始めました。
夜中なので陣痛の最中には敢えて起こすことはせず、夫にサポートしてもらいながら過ごしていました。
（振り返ってみるとこの時間が本当にとっても愛おしい大切な時間として心に残っています。）
順調にお産が進んでミッドワイフが到着。
その直後に一気に赤ちゃんが下がってきて、もうすぐそこに頭が触れたので夫に「子どもたちを起こして！」と伝えました。
後から夫に聞いたら、さすがの深夜3時、二人ともかなり眠りが深くて起こすのも結構大変だったみたいです。
そして長男がバースプールの側へ。
次男はやっぱり眠くて、起きれないということでそのまま出産となりました。
長男がプールの側にきて5分足らずで誕生。
そして生まれてすぐに目が覚めた次男も起きてきました。
その時の笑顔、また印象に残っているなあ。
産前、子どもたちには出産のその瞬間どうしたいか、自分で選択していいよと伝えてありました。
なんだけれど、でもやっぱり立ち会って欲しいなあという気持ちを捨てられない自分もいました。
ここはわたし自身のエゴなのか？と悩んだりもしたなあ。
そして結果的に誕生の瞬間に長男は立ち会い、次男はいなかった、という結果になったわけですが、、、
その結果は自分が産前に感じていたほど重要ではありませんでした。
立ち会いってその誕生の瞬間に居合わせること、
だと思っていたけれど、そうじゃないんだよね。
その瞬間も含めて、プロセスを共有すること、だからちゃんと次男も参加してたんです。
ちなみに二人とも一旦起きてからはずっと嬉しそうに、そして興味深くサニーちゃんの誕生の時間をエンジョイしていました。
胎盤が出るときにはそれはそれは興味深そうに足元から見学していたし 笑
長男はサニーちゃんとSkin to Skinもしてとても嬉しそうでした。
次男は出産後、またまた起こったことを確認して理解するためか
「赤ちゃん生まれたねえ。栄養（臍の緒）と繋がっていたねえ。もうお腹から出てきたねえ。良かったねえ、ママがんばったねえ、おめでとう！」
と毎日毎日繰り返し繰り返し話してくれました。
実は次男がきっと赤ちゃん返りして大変なんじゃ、と予想していたのだけれど全くなく、妹を受け入れ、可愛がってくれています。
きっと生まれてから妹の存在を受け入れたのではなくって、もっと前から受け入れ準備が進んでいたんだよね。
ということで我が家の上の子立ち会い出産の実際でした。
子どもは大人が思うより、ずっと素直にそのままを受け止めてくれます。
だからこそ、大人が自分の持っている勝手なイメージで決めつけないで、ありのままを隠すことなく、そして飾ることなく、子どもにどうかな？って差し出してみても大丈夫なんじゃないかな？
家族で迎えるお産、
本当に幸せであたたかくて、とても満たされた気持ちです。
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