母が寝たきりで、ある時、酸素濃度?(指先で測るやつ、コロナの時とかに流行った?やつ)が低く、酸素が必要?との事でかかりつけ医とかの判断で入院する事になった。
酸素は家でやるには、なんか難しいような説明を兄弟が受けていて、それなら入院!となったのだが、退院した後で、
「入院させた事で、痰を取って貰えなかった!」
という事に気付かされた。
結局、一週間位入院してたのだが、その入院した病院は、聞くところによると、「看護助手」を取ってないらしく、そのせいで痰とかを取ってくれなかったようなのだ。
ちなみに、今、やってるドラマの「ナースエイド」とは看護助手の事らすぃ。
母はもう自分で声を出したり、ナースコールを押すのも困難な状態で、結果、放ったらかし・・・。
退院した後で、また酸素が低く、その原因が痰づまり・・・だった。
その痰が、入院してた間にこまめに取って貰えなかったので、固くなって家で吸引してもとれないくらい固くなってたのだ(兄弟談)。
結果、酸素を鼻や口から入れる機械を導入・・・。
・・・別に、大変じゃない。
そしてこれは薬扱いになるようだ。
・・・結果・・・、家で酸素吸入器を導入して家で診てた方が、まだ痰とか取れてたし、一応、コンポから音楽流したり、母の目線の先に壁掛けテレビとか配置してるので、結果、入院させないで家で酸素吸入機を導入した方が良かった!と思った。
ただ、その時は、病院にさえ行ってしまえば居たせり尽くせりやってもらえるもんだ!と高をくくっていたのだ。
そして、同時に、ちょっと入院して貰って、介護をしないゆっくりした時間を過ごしたい・・・とかも思ってたのは否めない。
酸素吸入機を使った当初、母は酸素マスクを鬱陶しいのかよく外してた。
なので、鼻から入れるやり方にしたけれど、それもちょいちょい外してた。
勝手な思い込みかもしれないが、
「もういいよ・・・!」
と思ってるような気がしてならない。
朝、起きた時に外れてたら、それは仕方ないと思ったりもするのだが、まだ私達が起きていて視認出来てる時に
鼻からの吸入器が外れてると、やはり装着し直してしまう。
しまう・・・と言っていいのか? 当然の事か?
でも、特に何も自発的に出来ない、テレビすら満足に見れない、チャンネルも変えれない、喋れもしない。口から物を食べることもない。糞尿は誰かに処理してもらう。
家族の面倒を一身に受けて、働き者だった母が忸怩たる思いであることは想像に難くない。
こうなるのだったら、まだ外に買い物に出れる元気があるうちに、買い物に行かせれば良かったか・・・、たとえその買い物の往来中に命を落としたとしても。
でも、私達、兄弟は
「もう、心配だから勝手に出歩かないで!転んだら、自分で立ち上がれないんだから!」
と、その頃にはもう腰にボルトを入れた結果、転ぶと自力で立ち上がれない体になっていた母を強く叱責したりしてた。
僕らも、神経がすり減っていたのだ。
特に、普通の人なら歩いて行ける距離の、駅前までタクシー呼んで買い物に行ってるらしいと分かった時には
「踏切の途中で渡りきれなくて、電車にハネられたら・・・」
「凄い、金額を請求、電車遅延の損害として、請求させられるんじゃないか?!」
などとも思い、それもあって、
「もう大人しくしててよ!家の中を歩き回ってよ!」
と言ったりもした。
でも、自分達が落ち着いてくると・・・
「でも、家の中、歩き回っててもあんまり面白くないよね、つーか、ずっと家族の為に買い物とか洗濯とか、家事をこなしてきてたんだもん。買い物、行きたいよね・・・」
とは兄弟で話すのだった。
でも、兄弟も家で母に付きっきりになって、生活ができる身分でもない。
自分の時間を削って・・・それが、子供の頃、自分達のために母が時間を削ってくれてたとは分かっていても、
「・・・んーもうっ!」
と苛ついてしまうのでした。
それは赤ちゃんと老人の違いか?
それとも、母親はいつまでも甘えさせてくれる対象・・・という潜在意識からか?
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他にも話は前後して色々付け加えることはあるが、現在は寝たきり。
ひょっとすると寝たきりビジネスとかがあるのでしょうか?
以前、ここで書いたと思うけれど、
寝たきりについて、海外の「尊厳」に重きをおいた施策を導入すべきでは?
母の状態が私だとしたら
「もう、終わりにしてくれ!糞尿を他の人に処理されるのも嫌だ!」
と思ったところで、自力で歩いて自死することすら出来ない・・・。
私はそうなるのを怖れてもいる。
そうなる前に、力があるうちに自死したら、それは
イケナイことなのだろうか?
もう野生の動物だとしたら自力で生きていけない状態なのに、このままいくと下手すると寝たきり状態で生き長らえさせられる・・・それを嫌って自死したら・・・
昔、読んだ本で
自殺するともう全てパー
みたいな事が書かれていたように思う。
現世での修行が全てパーで、またイチからやり直し・・・みたいな・・・。
でも、本当にそう?このような状況でも?
なんか、神様も情状酌量してくれそうな気がするけどなぁ・・・。
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入院の誤算といえば、
母は大学病院に何十年も通ってたのだが、晩年になって
「骨密度が低いです」
とか言われ、(てゆーか、もう何十年も通ってたのに、もっと早く手は打てなかったのですか?)
ついには腰骨がグシャッと潰れてて、内蔵にも影響が出てたので、ボルトを入れたりする大変な手術になるけれど腰骨をまっすぐにする手術を受けた。
それをすると屈みにくくなるとも言われたのだが、周囲の人にその施術を受けても、腰を曲げられてる人いるよ、と兄弟が言うので、そして、結局は痛くてどうにもならないというので、その手術を受けさせる事にした。
それ以外にも晩年になって、手術で3回程、入院をする事になったのだが、
ここでの誤算は・・・
入院して、ベッドに横になる時間が増える事により・・・
① 足腰が弱くなる
② 認知症気味になる
という大きなデメリットがあった。
正直、この腰の手術を含め、それ以前にやった手術も、
「これをすると、痛みから開放されるのでは?」
という期待で手術を受けさせたのだが、果たして良かったのか?
と時々、兄弟と共に思う。
そうなると、そい言い出さなかった方が、
「でも、そうするしかなかったんだよ、痛くて何も出来ない感じだったじゃん。」
と言って話は終わる。
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今日のリクエストは以前テレビでやってた「ちあきなおみ」特集で、ちあきなおみを聞き直しました。
ちあきなおみさんは世代的にちょっと上で、
コロッケの悪ふざけでの印象しかありませんでした。歌も「喝采」くらいしか知りませんし、歌が特段上手いとかいう印象もありませんでした。つーか、一発屋くらいのイメージです。
でも、テレビでやってた
「ねえあんた」
に代表される憑依型の歌唱に、あぁこれは、少なからず中島みゆきさんが影響を受けてるのかな?とか思ったりして、昨日、ネットで拾って聴きまくりました。
なので昨日のギガは1.3ギガです。
その中で気に入った曲をいくつか紹介します。私は何気にシャンソンみたいなのも好きなのです。
金子由香利さんのCDを持ってます。が、今回はちあきなおみさんを紹介~♪