人生には

良いことと悪いこと

が起きてくる

 

良いことだけを選んで

悪いことだけを排除すれば

幸せになれる

 

本当にそうかな?

 

本当にそれが幸せかな?

 

そう思っているかぎり

幸福と不幸の間で

一喜一憂するばかり

 

そんな一喜一憂も大切な経験

 

だけど、不幸に出会ったとき

格闘したり逃げたりすることに飽きたら

その不幸にじっと向き合ってみて

 

そしてもし気が向いたなら

それに貼り付けた「不幸」という

レッテルをはがしてみて

 

レッテルをはがすと

そこに入口があるから

その中に入って行ってみて

 

不幸のどん底って

どんなところだろう?

 

光のない真っ暗闇?

 

エンマ様が住む地獄?

 

怖いけれど勇気を出して進んでみたら・・・

 

あれっ、通り抜けたそこは

幸福が住む場所だった!

 

あの不幸の後ろには

こんな幸福が待っていた!

 

そんな経験を繰り返していくと

不幸が来てもさほど怖くなくなる

 

不幸の後には幸福もやって来る

って思えるようになるから

 

やがてそれが確信となっていくから

 

だけど幸福の後には

不幸もやって来るんでしょ、って?

 

たしかにね

 

だけどキミはもう

不幸の中にはいない

 

だって幸福も不幸も

少し離れたところから

眺めているだけだから

 

そして幸福と不幸の物語を

楽しんでいるだけだから

 

へえ、そんなこともあるんだね

 

わあ、こんなことも起こるんだ

 

次はどんな展開になるんだろう

 

物語の展開とともに湧いてくる

様々な感情をちゃんと味わいながらも

それに巻き込まれることなく

キミはすべてを楽しんでいる

 

もう物語の中で

右往左往することもない

 

だからいつも幸せ

 

その一方で俳優希望の人たちは

幸不幸の物語を演じながら

一喜一憂を楽しんでいる

 

それもまた幸せ

 

俳優として演じることに飽きたなら

舞台を降りて観客になることもできる

 

どちらにもなれるんだよ

 

どちらになってもいいんだよ

 

どっちも幸せに違いないんだから

 

実は幸せって

こういうことじゃないのかな?

 

だから本当はいつも幸せ

なんじゃないのかな?