この地球に生まれてくるには

私たち光の存在は波動が高すぎる

 

だから敢えて重石を付けて

地球に降りてきたらしい

 

愛しかない光の世界では

愛というものをよく理解できない

 

だから愛のない世界と愛の世界が

コントラストをなす地球で

愛に満たされる喜びを知りたかった

 

愛したいのに愛することができなかったり

愛されたいのに愛してもらえなかったり

 

これが本当の愛だと思い込んだり

それは偽善の愛じゃないかと疑ったり

 

愛していたはずの人を愛せなくなったり

自分は愛に値しない人間だと卑下したり

 

愛だと思っていたものが憎しみに変わったり

いつの間にか自分さえ愛せなくなったり

 

愛せない人から逃げようとしたり

愛する人から引き離されたり

 

そんな辛い出来事さえ

実は愛の体験の一部だった

 

愛というものを知るために

必要だったこと

 

それに気づいたとき

過去のすべての出来事が

完璧な流れの中で起きていた

とわかってくる

 

たくさんの哀しみや苦しみを体験して

もう二度と光の世界へは

戻れないんじゃないかと

絶望したときもあったよね

 

だけど大丈夫!

 

重石の重さはちゃんと計算してきたのだから

 

沈んでしまって二度と浮かび上がれない重さから

ギリギリ浮かび上がれる重さを厳密に計算して

自分で決めてきた重石の重さだから

 

内側の愛に満たされる最高の喜びを知るには

もうダメじゃないかと絶望するところまで

深く沈んでいく必要があったんだよ

 

ほら、ちゃんと浮かび上がってこれたでしょ

 

つまづきながら倒れながらも

哀しみや苦しみを乗り越えてきた

勇気ある自分を褒めてあげよう

 

ここまでよくやってきたね

 

そして、このコントラストの世界を

もう十分堪能したなって思えたなら

 

そのときが付けていた重石を外すとき

 

自分が地球に来るときに決めてきた

波動領域へと浮上していくとき

 

考えることをやめて

ただ呼吸に意識を向けていると

心地良さを感じる波動領域がある

 

そこがその人の本当の居場所

 

そこにつながっているとき

人は自然とその波動領域から

地球を照らしている

 

地球を照らそうなんて

気負わなくていい

 

気負ってしまうと

エゴが頭をもたげてくるから

 

ただその波動領域で

心地良さを感じているだけ

 

それだけでいい

 

それだけで人は

地球に貢献している

 

その波動領域で安らいで安心して

現象世界を生きていけばいい

 

やがてこの現象世界から

自分が決めてきた波動領域へと

完全に移行していくときが来る

 

そのときすべての体験を

宝もののように抱きしめながら

光の中へ入っていこう

 

光の中へ

 

そしてその先にある

新しい世界へ