かつての職場で10歳年上の先輩が
更年期障害のせいで「死にたくなる」
と漏らしていました
大企業の秘書付きの重役を務めるご主人と
エリート大学を出た娘さんたちに囲まれ
職場でも才能を遺憾なく発揮している先輩
そんな恵まれている人がなぜ死にたいのか
さっぱり分からず聞き流していたのです
そして私自身がここ数か月にわたり
得たいの知れない不安に襲われました
このことか・・・
どんどん年老いていく身体を
誤魔化しようもなく痛感させられる日々
言いようのない不安に囚われて
誰でもいいからそばに居てほしい
・・・と本気で思う一方で
それでは何も解決できない
・・・ということも分かっている
真っ暗な不安に呑み込まれそうで
とても一人では耐えられない
だけど誰に頼ればいいのか分からない
次第に喉がカラカラに渇いて
眠れなくなっていきました
明らかに、うつ病でした
そんな時ふと思い出したのが
Facebookを通して知った
福井 幹(つよき)さんと小川 由美子さんの
「森のひびき」というユニットのコンサート
1年半ほど前に知った福井 幹さんの
Facebookの投稿にいつも励まされていたのです
お二人に会いたい!
その想いが湧き上がってきた12月中旬
お二人のX‘masコンサートに参加するため
京都に向かっていました
かつて由美子さんのご両親のご自宅だった
木のぬくもりに包まれたリトリートホーム
そこがコンサート会場であり
宿泊場所でもありました
幹さんのギターとシンセサイザーとカリンバ
そして由美子さんのハープとライヤーが奏でる
どこまでも優しい波動のハーモニー
病んだ心が少しずつ解けていきました
そこに集まった皆がそれぞれ
辛い時期を超えて生きてきた方たち
幹さんと由美子さんご自身から溢れる
包み込むような無限の優しさの波動が
人を幸せに導く力を持っている
そのことを身をもって体験しました
その日の夜、宿泊組の3人で
夜中2時近くまでおしゃべりしました
こんなふうにスピリチュアルな話を
遠慮なくできる友だちが欲しかったのです
ああ、もう大丈夫!
心からそう思えました
そして年が明けたころ宿泊組の3人で
あるセミナーに参加できるように
話がとんとん拍子で進んでいきました
安心して楽しむことができる
どこまでも優しい波動空間
私の魂はその場所があることを
ちゃんと知っていたのでしょう
翌朝はお部屋に降り注ぐ朝日に包まれて
朝のコンサートと対話の時間を楽しみました
私のうつ病の心を救ってくれた
波動共鳴のコンサート
「いまここ」にある喜びに満ちた空間
この波動空間がどこまでも広がり
地球全体を包み込みますように
そして優しさに満ちた世界が創造される
新しい一年でありますように
よいお年を