ハロウィンでブルームーンの昨夜
皆さん楽しい夜を
お過ごし出来ましたでしょうか
お天気も良く
綺麗な月を愛でることもできましたね
私のスマホではボケボケでしたが
姪のスマホで取ってくれた写真
うさぎちゃんも見えてます
さあ、本日のお題
⑦卵管膨大部で受精する
ですよ
受精
はい、こちらも広辞苑見てみましょうか
雌雄の生殖細胞が合一すること
だそうです
まさにその通りで
精子という細胞と
卵子という細胞が
合わさることですよね
その受精の起こる場所が
卵管膨大部
子宮の奥の大広間です
そこであの1億の仲間を蹴落とし
走りぬいた300個の精子が
卵子という姫の誕生を
いまか いまか
と待っているのです
そして
こちらもまた
20個くらいの仲間のうち
ミスRANSOUの如く選ばれし1個が
2cm大に大きくなった女王部屋から
飛び出します
飛び出した卵子をタイミング良く
キャッチしてくれるのが卵管采
上手に卵管膨大部まで運ばれていくと
そこには殿方がお待ち
さあいよいよ姫の争奪戦
姫と合体できるのは
たった1個の精子のみ
戦いの末
一番にたどり着いた精子は
頭部から酵素を噴射させ
卵子の膜を溶かします
そしていよいよ卵子の中へ…
この一番にたどり着いた精子が
卵子の中に入ると同時に
卵子の周りにはさらに強いガードが
ナンバー1以外の精子は
誰一人進入できない
システムになっています
これまたすごい現象ですよね
ちなみに
精子の先端にあるアクロソームから
じゅうぶんな消化酵素が出ない場合は
当然ながら卵子内に進入できません
また
卵子の周囲を覆っている透明帯が
硬すぎたりうまく機能していないと
精子が進入できないことがあります
これを受精障害といいます
これもまた検査する方法がありません
いやある
体外受精のように
体外に取り出した卵子に
精子をふり掛けて観察するという方法
受精するかどうか確認できます
簡単な方法ではありませんが…
というわけで
殿と姫の出会い
受精
についてでした
この手を握るまでに
成長して着床という旅が
まだまだ続くのでした
妊娠への旅も
いよいよ次でお仕舞いか
最後までお付き合い
ありがとうございました
注)このストーリー内の数的表現はあくまでも例であり
全て同じような数ではありませんのでご了承ください