笑顔あふれる毎日を送れますように…
そんな想いから仙台に
妊活応援助産院ぷらすわんを開設しました
あなただけのべビ待ち案内人
ミキティです
今回で妊娠のしくみ3回目
③卵子が育つ
④排卵する
卵子はどこで作られるか?
そうです
ご存知のとおり卵巣です
卵巣内には原始卵胞という
卵子の元になる細胞がたくさんあります
この原始卵胞
私たち女性は生まれる前から
卵巣の中に持っていて
その数
減ることがあっても
増えることはありません
ここで
卵巣クイズ
Q1
卵巣の中で卵子の数が
一番多い時期はいつでしょう?
A:胎児のころ5カ月くらい
Q2
あなたは今28歳です
卵巣の中に卵子をいくつ持っているでしょう?
A:10万個
Q3
一生の中で卵巣で作られた卵子のうち
実際に排卵するのはどれくらいでしょう?
A:0.01% 520個
女性の生理周期を28日として
1年に排卵するのが約13個
生理が15歳から55歳までとして
13個×40年で520個
卵巣で作られる卵子の数をおよそ600万個
520÷600万個×100≒0.009%
と計算しています
このグラフは
女性の一生の中での卵子の数を
グラフ化しています
※日本生殖医学会HP内の
生殖医療Q&Aからお借りしました
つまり卵巣では決まった数の卵細胞があって
年齢とともに数は減っていくのでした
だから女性の卵子は老化する
とも言われております
では卵子の育つメカニズム
毎月大体の方は1個の卵子が排卵します
そのためには毎月の生理が始まると
脳からのホルモンの影響を受けて
卵子が成長していきます
このときスタートラインに立つ卵子は
5~15個くらいと個人差はありますが
1個だけではありません
その中でもたった1個の卵子だけが
成長し排卵します
この排卵が起きるためには
ホルモンがとても重要な役割を
果たしているのです
脳から分泌されるFSH(卵胞刺激ホルモン)が
卵胞を育てていきます
そして主席卵胞という女王様が
約20mmほどの大きさになると
LH(黄体形成ホルモン)が成熟させて
排卵へと導きます
ホルモンについては
とっても大切なものですが
ややこしい
別のところでじっくりと
お話します
ちなみに
卵子の元には個人差が大きいです
少なくても悩みます
多くても困ります
多すぎる場合
1つの卵子を排卵させるのが
難しく時間がかかったり
排卵しないこともあります
また排卵したかどうかは
基礎体温でおおよそわかりますが
排卵していない場合もあります
その場合は超音波検査で
排卵前後の卵巣の状態で
確認することができます
女性の体もやはり複雑
いずれにせよ
排卵してはじめて精子と出会える
というわけです
毎日卵巣に向かって
今月も元気に育ってね
と声をかけてあげましょう
やっぱ妊娠って奥が深い
本日も最後までお読みいただき
ありがとうございました