笑顔あふれる毎日を送れますように…
そんな想いから仙台に
妊活応援助産院ぷらすわんを開設しました
あなただけのべビ待ち案内人
ミキティです
妊娠のしくみは理科や生物の時間に
勉強したのかな
覚えてますか?
私は看護学生のときよりも
助産師学生として勉強してからの方が
なるほど
と思えることが多かった気がします
だから知らなくても全然OK
今日はそんな
妊娠のしくみ
についてお話します
辞書から妊娠の意味を探すと
❝女性が体内に受精卵または
それが発育した胎児を
身ごもっている状態❞
とありました
高校生の当時の私でも
それくらいは知っていましたよ
でも
それだけでは不十分で
妊娠するためには
9つの条件がすべて揃って
はじめて妊娠に至ります
①:射精する
②:精子が子宮内に入る
③:精子は子宮内から卵管内に進む
④:卵子が育つ
⑤:排卵する
⑥:排卵された卵子を卵管采が取り込む
⑦:卵管膨大部で受精する
⑧:受精卵が成長しながら子宮内に移動
⑨:着床
あまり綺麗なイラストではないので
小さくしておきます
たとえばこの中のひとつ
②精子が子宮内に入る
これがうまくいくためには
女性の場合
排卵期の子宮頸管粘液の分泌があるか
ということが大事です
つまり、排卵期のおりもののことですが
排卵期のおりものは
他の時期と違い
水っぽいトロ~ンとした透明なものです
なぜそうなっているのか?
考えたことはありますか…
人間だって動物です
種の保存のために
発情します
発情したらHします
その時に潤いって必要ですよね
つまり
いつでも受け入れOKのサイン
が排卵期のおりものです
しかも
通常膣内の㏗は4~5の強い酸性
大事な御子を身ごもっているかもしれない
子宮を守るために
バイ菌が侵入しないような環境となっています
でもこの時期の膣内は
頸管粘液、おりものの分泌で
㏗は7よりちょっと高めと言われるほどの
弱アルカリ性
精子に優しい状態です
さらに
この糸を引くようなおりものは
精子を吸い込むように包み
子宮内に送り込みやすくしています
ちょうど排卵頃の子宮は
卵管に向かうような動きもしており
まさに子を宿す宮殿に
精子を誘い込んでいるのです
精子は㏗7~8の精液とともに
膣内に発射されますので
俄然やる気満々になりますよね
一心不乱に子宮の奥へ
そして卵管の奥へ
と進んでいくのです
とても神秘的な現象です
すみません
排卵期の状態だけで
こんなに語ってしまいました
1日では語りきれないので
今日は妊娠に必要な現象①と②
だけにしましょう
①射精
ですが
これは膣内に射精できることが大事です
妊活中は、ついついお互いに
これ言っちゃったけどまずかったかな
という言葉を発することがあります
女性は傷つきやすい生きもの
と言われていますが
男性もガラスのハートの持ち主です
ちょっとしたことで
妻だけEDってことも
無きにしも非ず
妊活中はお互いを尊重し合い
愛をもって行動しましょう
ダーリン
わたしの中で爆発してね
それがうまくいけば
①は問題なしです
(精子の数や質は別問題だよ)
妊娠のしくみ
奥が深いですよね
次回は③④⑤あたりまで
いけそうでしょうか
こんなこと知ってるわい
って方はスルーしてもらってもいいですし
少しは復習になるかもしれませんよ
そうそう
基礎体温と一緒に
頸管粘液(おりもの)も
見てみてくださいね
そのうち基礎体温計らなくても
おりものや体のちょっとした変化で
排卵近いな
って自分で分かるようになりますよ
それではまた
長い文章お読みいただき
ありがとうございました