8月の下旬から9月にかけて良い天気が続いたデンマークでした。
毎年のことですが、8月上旬に新学期が始まり、子どもたちが学校に戻ると、それまで夏休みを憂鬱にしていた雨が途端に止んで、気温も上がり、夏らしくなると言う現象が見られます。
今年もそうでした。
20年くらい前だったでしょうか?まだ長男、次男が小中学校に通っていた頃、新学期の始まりを1週間ほどずらし8月の中旬に移す試みがされたことがありました。
新学期が始まって途端に夏らしくなってしまっては授業に集中できない、夏らしい体験は夏休みのうちに!と言うのが移動の理由だったと記憶しています。
でも結局それは失敗に終わってしまいました。
夏休みの期間は約6週間と決まっているので、新学期の始まりが遅れると言うことは、夏休みの始まりも遅れることを意味します。
1週間だけ遅れるだけならそれほど影響はないだろう?と思いたい所ですが、今まで休みだった6月の下旬が休みでなくなると言うことは予想外に大変な変化で、反対意見も出たようです。そしてじわりじわりと元に戻って行ったのでした。
そんな過去の失敗を忘れてしまったのか?今年も空だけを見て?「新学期開始を遅らせたらどうか!」と言う討論がされていたのでようですが、どうなることやら?
夏休み開始時期をたった1週間ずらすだけでこれですから、以前は時々討論されることがあった、日本の学校の学年度開始を4月から9月に変える、なんて言うのが、どんだけ至難の業なのか?容易に想像できます。
別に変える必要はないのではないか?と私は思います。
さて、良い天気が続いたお陰で、今年もミラベルの梅干しを無事に干すことが出来ました。
去年のものも、一昨年のものも、3年前のものも残っているので今年は少量です。
完成日は、昨日9月1日でした。
今食べているミラベル梅干しは2022年のもの。
完成日は9月2日、これもまた残暑で干した梅干しでした。