時代に取り残されるアナログ世代 | 60代から

60代から

30歳を過ぎてから渡米し、
カリフォルニア州に住んでいます。
30年近くが経ち、60歳を過ぎました。
長いこと、何となく過ごしてきた時間を
これからは大切に使いながら
毎日を丁寧に暮らし
なりたい自分を見つけ、近づくために
小さな挑戦を重ねていきます。

近所にある、大手スーパーの
携帯アプリの使い方がよくわかりません。

 



スーパーの会員に登録すれば、
割引になる商品がよくあるのですが、
アプリを使うと、もっと割引になる
クーポンがもらえます。

今日も、セルフレジで
アプリのクーポンの使い方がわからず
助けを呼びました。

いつもは、普通の会員割引だけを使うのですが、
たまに、アプリを使うと半額以下、みたいな
商品があって、
そういう時はアプリを使いたい。

けど、店員さんは、ぱぱぱっと
やってくれちゃうので、
私は全然覚えられなくて、
毎回レジで助けを呼んでます。

スタバのアプリも、ダウンロードをしただけで、
支払いができるように設定をしていないし、

決済サービスのアップルペイも、
携帯に入ってはいるけれど、
使い方がよくわからないので未使用。

すっかり時代に取り残されています。

以前、アマゾンから買ったものを返品しようと、
アマゾンのサイトで返品の手続きをして、
返品用の  QRコードを携帯に入れて、
委託で返品を受け付けてくれる
デパートのような店に行きました。

 

私の返品はすんなり終わったのですが、
私の前に並んでいた高齢のおじいさんは、
QRコードはもとより、
自分のアマゾンのアカウントも
よくわからずに、結局返品できず、

気の毒でした。

アマゾンの返品って、本当に簡単で

感心します。
例えば、UPS という宅配業者の
支店へ QRコードと一緒に
返品する物を持っていけば、
封筒や箱などの包装もいらないし、
返品の宛先も書かなくていいし。

でも、技術が進んで、いろんなことが
便利になるのと引き換えに、
そういうのに若いころ触れてこなかった
私たち世代やそれ以前の人たちには
厳しい時代になるのかなと思います。

私の子供達を見ていると、
息をするように携帯などのデバイスを操る
ように見えて、
ほんとうにギャップを感じます。

アプリを使うということは、
個人情報をアプリを提供している会社に
渡すことになるので
気を付けないといけないですが、

時代に取り残されて困ったことにならないように、
少しづつ、新しい技術にも慣れていこうと
思います。