今日は、シューベルトの即興曲のOp.90-2のレッスンをしていました。

そこで発見したことを書きます。


それは251小節以降の部分です。

251小節目からBマイナーです。もともとE♭メジャーの曲なのに、なぜBマイナー???

というところから不思議に感じて分析してみることにしました。


まず、左ページの途中からE♭メジャーの同主調のE♭マイナーに移っています。

そして左ページ最後の250小節の和音。

これはE♭マイナーキーのⅢ度のG♭の和音なのですが、これをF♯の和音と捉えて、これが属和音になって次のBマイナーのキーに移るのですね〜。


なるほど〜。。


そしてその後BマイナーとE♭マイナーが交互に現れます。


しかし調合はE♭メジャーのまま。。。


もともとE♭メジャーの曲だったため、こうなったのでしょう。。。


分析して曲の構造が見えてくると、弾きやすくもなります。例えば、251小節〜258小節はそのまま1オクターブ上がって繰り返されています。

これを伝えたら、それまで難しい顔をして弾いていた生徒ちゃん、するするっと弾けるようになりました❣️


やっぱり分析は大事だなあ🧐