2013年に買った アベットSX64ラプター

ついに 11年目 突入 となりました!!

アベットでの 実戦歴は10年となります。

外見は傷だらけですが、
性能の 衰え的な事は 一切ありません!!
素晴らしい 耐久性です!!

勿論、自分にて

オイル注入 や 時にはベアリング交換

グリスアップ や ドラグ板交換

全バラシ 掃除メンテ などは やっているが、

ギア等の交換などは一切無し。

バネ等に関しても交換も一切無し。

シャフトやギアの交換も一切無し。

業者等にオーバーホール等を頼んだ事など

一切無し。


過酷な状況の中 

毎回毎回 使いこんでるにも関わらず

素晴らしい 耐久性に 感服しております。


どんなに良いリールでも

耐久性がなければ お話になりません。

その点 アベットの耐久性は 完璧です。


共に成長し、共に経験し、共に楽しみ

時には 共に吹っ飛ばされ 

時には 海中 ドボンしたり

苦楽を共にしてる 戦友であります。



数年前から、

SX64ラプターよりも 番手が2個上になる 

JX63ラプター も仲間となり

耐久性 、性能面 も 含めた上で
どちらも大好きなリールとなっております。


で、今回は
アベットリールでの実戦歴 10年突破
を ついに したので
アベットの色々な使用感を改めて書いていこうと思います!!

ちなみに、
アベットは 『LDリール』になります。
いわゆる " レバードラグリール " です。

様々な レバードラグリールが ありますが、
投げるのが少し難しくなるルアーcasting
等などで使うには、
少し敷居が高い ジャンルにはなりますが
そこが とても楽しいstyleでもあります。


まず、
ドラグに関して言うと、
レバードラグは 実質ドラグ値が強く
ドラグの安定性、抵抗の継続性 
また ドラグにおいての信頼性 に関しても 
何1つ文句は無いです。
これが、ベイトリールでやっていく上で、
スタードラグではなく レバードラグを選んだ
大きな理由の1つでもあります。

あと、更にドラグの事で言うなら
レバー上げ下げで 瞬時にドラグ調整が出来る
これに関しては 本当にメリットで、
両手ファイトしたまま 片手を放す事無く
親指でドラグ上げ下げが 一瞬で出来るし、
初期setting時に しっかり計っておけば
明確に何処で何キロかが正確に把握出来る所
強気にいきたい時も、弱気にいきたい時も
瞬時に対応出来るのは 本当に良い所だと思います。

海外では、LDのドラグ板に薄くグリスを塗る人も居るみたいで、昔は自分も塗っていたが
今現在は 板にグリスは塗っておりません。


ラインキャパ に関して言うと、
番手によって 様々な選択肢があり
ターゲットに対しての 適合号数を巻いても
十二分のラインキャパ が取れる
これも、良い所の 理由の1つですかね。


casting に関して言えば、
純正で 5段階マグブレーキが着いてます。
ただ、
如何せん ダイヤルが5段階。
ルアーcastingをするにあたって、
何か微妙だなぁ…    痒い所に手が届かない…
なんて 思う方 にお薦めなのが
" マグチューニング改造 "
詳しくは、
過去の記事に色々と書いてあります
興味ある方は読んでみて下さい。


飛距離に関して言えば
自分は SX、JX 共に とても満足しております
まあ勿論 " LD特有の癖 " がありますし
それこそ アベットの癖もあります。
LDリールに関して言えば
一般的ルアーcastingリール  のように
スプールが軽い訳では無いので、
誰でも直ぐに 飛ばせるようになるかどうかは
とても難しい所ですが、
それも また 楽しい所だと思います。

しっかりと初速を上げられるようになり
settingもバッチリと決まれば
飛距離は本当に申し分無いです!!
まだまだ自分も更なる向上心を忘れずに
行こうと思っております。


LDリールの スプール に関して言えば
種類によっても 様々違いはあるが、
自分が持ってるもので言うなら
SX64ラプターが 51径
JX63ラプターが 63径    となり
一般的ルアーcastingリールと比べると
スプール径が 格段に大きくなります。

で 尚且つ、
LDリールはスプール側にドラグ板などが着いているので 重いスプール重量になります。
特にアベットはスプールも肉厚なので、
スプールは特に重い部類かもしれません。
で、自分の場合は
SX64ラプターに関して言えば
スプールは そのまま純正を使っており、
JX63ラプターに関して言えば
スプールは ブランキングしております。

ブランキングに関しても 過去記事に書いております。


ハンドルに関して言えば、
改造ハンドルも売っておりますが、
自分は純正を使っております。
ハンドルノブが ラグビー形が嫌な方は
まん丸形も 探せば売ってると思いますし、
T型なども売ってると思います。
それぞれ 力を入れやすい形を選び
自分の好みを使うと良いと思います。


ギアに関して言うと、
ラプター は 2スピードモデル になります。
指でボタン1つで押しただけで
ハイギア、ローギアが 切り替わります。
ようするに、
ハイギア と ローギア のメインギアが
2枚 本体の中に上下で内臓されております。

3スピードモデル なども売ってますが、
単純にリール本体が重くなるのと 
ピニオンベアリングへの負担を考慮すると
要らないかなぁ と自分は思います。

2スピードの有効性としては、
普段は ハイギア で全てやっているが
ドラグを目一杯効かせた時の巻き
ゆっくりルアーを動かしたい時の巻き
などの時には ローギアにしたりする場合があります。    結構便利です。

ただ、メインギアが2つあるって事は
良い所ばかりでも無く
1つ目は、
それこそ単純にその分リールが重くなる事。
で、
2つ目は、
ギアが1つの場合と比べると
ピニオンベアリングの寿命が若干短いと自分は思います。
巻き時に ゴリゴリ ガリガリ などの違和感が出たら 大概がピニオンベアリングの寿命です。
シャフトやギアは とても頑丈に作られているので そちらの原因は ほぼ無いと思ってもらって大丈夫だと思います。


ちなみに、
自分が持ってる SXとJX  共にラプターモデル
これらの
一回転の糸巻き量に関して言うと
SX64ラプター     ハイギア 101センチ   ローギア 61センチ
JX63ラプター     ハイギア 120センチ   ローギア 60センチ
要望としては、
ハイギアの方を +10〜15 ぐらいアップさせてほしいのが 本音ではあるが、
まあ そこら辺は 何とか試行錯誤対応して
グッと我慢ですかね (苦笑)


巻き心地に関して言えば、
買った時に 巻きが重いと思ったら
本体を一回バラして、
ギア周辺 (ピニオンも含む) 辺りの グリスを全て
パーツクリーナー等で 除去してから、
再度、
粘土が薄く 耐久性もある グリスで塗り直してあげれば 巻きは軽くなると思います。
その際、ピニオンベアリングには 
2スピードモデルの場合であれば
一旦 中のグリス等を抜いてあげてから
グリスとオイルを 3対7ぐらいの感覚で入れてやると良いかなぁと個人的には思っております。
( ※毎回バラす人はオイルのみでもOK )


ベアリングなどについては、
海外のリールなので、
ベアリングサイズは 全てインチサイズになります。
ベアリング専門店でも探せば売ってますし
アベット専門店でも売ってると思います
日本製 インチベアリングも売ってます
ちなみに、6角レンチなどリールを分解するときに使う工具も インチサイズになります。


アベット問わず LDリールは、
左巻き 右巻き
大概が 中のドックの向きを変えれば
左右 どちらにも 変える事が出来ます。
が、
レバーの動く方向だけは 逆になるので
それを考慮した上で考えた方が良いです。
本来のレバー方向が良い人は、
ライト、レフト に従って買って下さい。
レバー方向なんかどちらでも良いって人は、
どちらを買っても 良いと思います。


ラインの指裁きについてですが、
レベルワインダー が着いてないので
ルアーを動かしながら ハンドルも巻いて
更に レベルワインダーのように
ラインを平行に巻く為の 指裁きが同時に必要になってきます。
ただこれに関しては、
慣れれば  ほぼリールを見ないで出来るようになるので特に問題はありません。


レベルワインダーが無い事について
これは 本当に良い事だと自分は思います。
魚のパワーが 大きくなるにつれて
太いラインシステムになるにつれて
邪魔な存在でしかないレベルワインダー 
これが無いのは
自分は 本当にメリットだと思います。


って感じで、
個人的にとても気に入ってるリールです。
ちょこちょこ と マイナーチェンジもされて
どんどん色々と良い方向に改善されてる部分も多数あります。

それでも 唯一、
更なる改善点を要求するとしたら
ギアのHG部分をXGまで引き上げてほしい
スプール重量を もう少し軽くしてほしい
もう少し リール重心を低く作ってほしい

っでぐらいかな?


とりあえず
実釣 10年しっかり使ってきた感想で言うと
こんな感じですかね!!
個人的には とても気に入っており
最高の相棒でもあります。

アベット以外にも、
素晴らしい LDリールは 一杯ありますし、
試しに使ってみたいなぁ 
なんて思うLDリールも当然あります。

勿論、LDに限らず
良いリールは当然ながら 沢山あります。

狙う対象魚に合ってるリールであれば、
その中で
自分の好きなリールを使うのが一番ですが、
もし、
アベットも使ってみたい と思ってる人は
是非参考にして下さい。

分からない事があったら直接メッセージしてもらっても構いません。
自分が分かる範囲であればお答え致します。


自分は 大概の釣りが 全てベイトスタイル
魚種に合わせて 臨機応変に
用途用途に合った ベイトリール を使い
楽しんでおります!!


あと もう少し経てば
色々と落ち着いて 釣りにも出撃出来ると思います (`◇´)ゞ

多分 💦💦💦


過去に色々と アベットについて
基本的な使い方 は 勿論ながら、
メンテ や ベアリング交換 や 分解方法
casting時の リール基本setting等 
マグブレーキ(MC)の改造
スプールブランキング などについても
書いた記事がありますので、
そちらを読んで頂けると色々とアベットについて分かると思います!!