このブログの投稿時は
2024年10月ですが、
ここでは、2023年春にMCI(軽度認知障害)と診断され、その秋に父が亡くなり一人暮らしが始まり、
2024年春に母がアルツハイマー認知症と診断されるまでの経緯を順に綴っています。
そのため、現時点でのリアルな状況ではありませんので
投稿日は参考にしないで頂ければ幸いです。
また、認知症の症状は個人差がありますので、このようなこともあるのか、と
少しでも経緯を参考にしていただけたらと思っています。
母の基本情報はこちら。
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一人暮らしが始まって本当に間もない頃、一緒にいると
「家の鍵がない」
とよく言っていた。
それは外出する際に家で言っていたり、外出先でもカバンの中をよく探していた。
というか、認知症になる前からよくあることだった。
うちの母はカバンの中に入れるという習慣ではなく、
家に帰ってきたら、玄関の鍵をかける定位置に戻す流れ。
その習慣があれば戻せそうだし、
それでもかけないって、どゆこと?!という感じだけど
まあ忘れちゃうんだろう。
カバンの中の場合だと、カバンの中にそのまま直接入れているので見つけにくい。
(内ポケットとかにも入れない。カバンの中はグチャグチャ系)
家の中だとテーブルの上とか棚の上とかにある。
あと自転車も使うので自転車のカゴの中とか。
(自転車は家の中のガレージ内に置いてる)
一応、革製の網網のストラップがついていたけど、
正直テーブルとか棚とか木の色の壁とかと同化しやすいので見つけにくい。
なので、鍵に目立つものをつけて、カバンの中でも取り出しやすいものにしようと思った。
100均で、母が絶対好みではない
紫のクマのちっちゃなマスコット?ぬいぐるみ?と、太目の紫の輪っかの持ち手?がついたキーホルダーを購入。
さすがにプライバシーなので見せられないけど、
イメージとしてはこんな感じが近い。
母が使っているのはわりと大きめかな。
オシャレ好きな母に見せると、もちろん
「えっ」
という反応。
理由をきちんと伝えて、
これだと目立つからなくしてもすぐに見つけやすいと思うよ、
防犯面ではもう見た目とかこだわっていられないと思うよ、
と促す。
渋々、「わかった」と言って着けてくれた。
でも!!!
私がその後、何度か家に行くたびにキーホルダーが外れている・・・!!!
母に言うと、
「だってジャラジャラ邪魔なんだもん~」
という。
最初はもっと色々ついていたと思うので、必要最低限の
上の商品のような感じに収める。
それでもやっぱり外す。
でも何度も付け直して一緒に家にいたり、外出したりしていくうちに、
なくしてもすぐに見つけられたり、
自転車のカゴに入っていても、パッと遠目ででも見つかるし、
カバンの中でも持ち手があるから取り出しやすいし、
大きいから探しやすいので、
本人も「便利」ということに気づいたようだ。
(私もすぐに見つけてあげられるし)
・目立つ
・それなりに大きい(小さすぎない大きさ)
・持ち手のリングがある
この三点がメリットだと思う。
今では、私の車の中に入ると
「鍵持ってきたかな」
とカバンの中を確認するのは毎回だけど、
すぐに見つけられるのでノンストレス。
一人暮らしの認知症の方には是非、こんな感じで工夫されるのがおすすめです。
