【一般質問要約 性教育】

“小中学で外部講師によるいのちのお話実施”は実現したいことのひとつ

もし動画見てもらった上で
性教育ぜひやってほしいな
外部講師のそれいいな
と思ってくださる方ありましたら

お子さまが通う学校の
校長先生や教頭先生
教育委員会にも
ぜひその意見を伝えてほしいです

現状としては学校が
年間計画の中に組み込んでくれれば
外部講師への講師料は確保できる

だけど、新年度になってから
やりたい!の声をあげても
間に合わないかもしれず🥺
先を見越してのアクションが必要

中には観劇のように参加費を集めて
講師量を捻出して実施している
学校もあります☺️

簡単に事が動く
とは思っていないけれど
動かす力を持っているのは
私たちひとりひとり☆

以下は一般質問の要約
ニュアンスは変わらないよう
努めていますが
全文は動画で また
議事録が正式なものとなります

https://smart.discussvision.net/smart/tenant/katano/WebView/rd/speech.html?council_id=39&schedule_id=4&playlist_id=1&speaker_id=7&target_year=2024

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● 0〜12歳における強制性交等罪の認知件数は4年前と比較して1.4倍に増加(内閣府)、 SNSを通じた犯罪やデジタルタトゥーも問題に

●R5年度から文部科学省主導で「生命(いのち)の安全教育」が開始
性に関する指導は、学習指導要領に基づき年間指導計画を作成、体育科、保健体育科や特別活動をはじめ、学校教育活動全体を通じて系統的・計画的に指導している

●助産師や元養護教諭、地域の産婦人科医師の講師を招いた出前授業をする学校もあり

●UNESCO作成の「国際セクシュアリティ教育ガイダンス」国際基準と比べると、日本における性教育は包括性や科学的根拠に基づいた情報提供が不十分とも言われている

●「いのちの安全教育」は、性被害を防ぐという視点の教材はそろっているが、それらの前提となる具体的な性の知識はほとんど含んでいない。
いのちがどこからやってきて、赤ちゃんはどう生まれるのか、大切な部分が抜け落ちている。

●現在、小学校5年生の理科では「人の授精に至る過程は取り扱わないものとする」、中学校保健体育では「受精・妊娠までを取り扱うものとし、妊娠の経過は取り扱わないものとする」と学習指導要領にあるため、公教育の中で子どもたちが「性行為」について学習する機会はない。

●いわゆるはどめ規定については、国会でも議論がされているところ。
「学習指導要領」は教育水準を全国的に確保するため、最低限指導すべき内容を記載したもの。決して教えてはならないというものではなく、学校において必要があると判断する場合、または個々の生徒に対応して教えることはできる」とされている

●自分は2017年から仲間とともに幼稚園や小中学校、親向けに、性教育を実施してきた。学校の許可を得たうえで、小中学生に性行為についても伝えてたが、結果として、不適切な言葉でのひやかしがなくなったり、校内が落ち着いたということも聞いている
 
●中学の保健体育の教科書には性行為は「性的接触」という言葉で曖昧に表現され、性感染症の予防には「コンドームが有効である」と一文書かれているのみ。コンドームは薬事法で管理医療機器に分類されているものだが、それらの正しい情報提供をせずに子どもたちを「性暴力」「性被害」「性感染症」や「望まない妊娠」から守ることは難しいと考える。

●2023年刑法において、強制性交等罪が、不同意性交等罪になったと同時に性的同意年齢は16歳に引き上げられた。性的同意年齢とは、性交をするかどうかを自分で判断できるという意味合いである。
(※ただし13〜15歳においては年齢差が5歳未満の場合は処罰の対象とはならない)

●はどめ規定を理由に詳細を学習する機会はないが、16歳になったとたん自己責任となる。義務教育の間に信頼できる大人から正しい知識の提供が必要であると考える

●現場の先生方は忙しく余裕がないこと、はどめ規定を超えることへの抵抗や、子どもとの距離が近いがゆえのやりにくさがあり、外部講師への依頼が有効と考える。

●現状では各学校から提出される研修実施計画に基づいて講師謝礼にかかる予算を配当しているが、学校によっては他にも優先度が高いものがあると性教育まで予算が回らなかったり、急遽、性教育が必要と考えられるトラブルが起きた時にも対応できない。

●子ども子育てを大切にする交野だからこそ、性教育にも力を入れて、子どもたちを守ることに力を注ぐ方針は、大きな魅力、特色になる
希望する学校にはすべて予算措置がかなうような制度設計を要望する