【補正予算 トイレトラックの購入】


1月30日、臨時議会が開かれました

議会は、通常年に4回

3月、6月、9月、12月に

約1ヶ月の定例会が開催されていますが

閉会中のタイミングで

何かしら議会の承認を得る議案がある場合に招集されます。


今回の議案は補正予算が1件で

その内訳は国からの給付金が2件と

災害用トイレトラックの購入について

https://katano.gsl-service.net/doc/2024012600018/file_contents/R06-1gian1s.pdf


国からの給付金、今回は

①住民税均等割のみ課税世帯→世帯10万円

②住民税非課税世帯と

 住民税均等割のみ課税世帯の

 18歳以下の子どもに一人5万円


R5年12月1日を基準として当てはまる世帯には

2月中旬ごろにお便りが届き、

3月末ごろに支給開始の予定です。


(均等割てたまに聞く言葉ですが

 私は今回やっと理解できました

 需要があればまた説明書きますー)


もう一件は、

災害用トイレトラックの購入について


能登半島地震からも災害時のトイレ不足の課題が浮き彫りに

交野でも災害用に組み立て式トイレや

マンホールトイレなどの備蓄はあるものの

最大級の震災を想定すると足りていない現状


そこで一般社団法人助け合いジャパンの

「みんな元気になるトイレ」に参画

http://corp.tasukeaijapan.jp/toilet/


自治体がトイレトレーラー、トイレトラックを購入し所有

災害があったときには助けに行く、来てもらうの

相互支援を行うというもの。


費用は約2800万円だが

7割は緊急防災・減災事業費を活用し

3割はクラウンドファンディング(ふるさと納税)

他市の事例をみても達成率が高く

うまく運べば持ち出しはクラファン委託料60万円程度


購入検討しているのは

災害用トイレトラック 1台

トイレ5室(うち1つがバリアフリー)

水洗式ですべてウォシュレット付き

(災害時には使用回数を増やすためウォシュレットは使用しないかも)

ソーラーパネルで照明や換気扇が使用できる

おおむね400~500回使用できる容量

(タンクいっぱいになれば尿処理施設に運ぶ、水洗の水も給水しにいく)

下水道がある場所なら接続も可能



平時は市内のイベントや防災訓練

学校トイレ改修時の利用についても検討

使用しないとき

現状では乙部浄化センターの倉庫に駐車予定

耐用年数は上部は10年

車両整備のコスト年間15万ほど、清掃費用は別途



自治体が行い、すべての寄付がふるさと納税の対象となる

ガバメントクラウドファンディングで

返礼品はなく、自分の町にも寄付できる(トラック後方に名前入る)


今回、臨時議会としてあがってきたのは

被災地におけるトイレ事情の報道を受け

現在多くの自治体や企業がこれの導入を検討しており

令和6年度の導入では年内納入が困難であるのに対し、

このタイミングでの予算措置をすると

令和6年度上半期での納品が可能となるため。


本日一日で、議案上程、委員会、採決を経て

これらの補正予算は可決されました

トイレトラックの購入、とても有益だと思います☺️