【一般質問要約 不登校の子どもを取り巻く環境①】

私にとって不登校は大きな関心事
不登校というカテゴライズは
意味がないかもしれないけど
子どもたちの権利
生きる、育つ、守られる、参加する
が守られて
その子らしさを認められる
環境をつくりたいし
そのために大人がんばろー
って思ってる

フリースクールの助成補助も
公約にあげているのだけど
今はそれよりずっと
手前の段階にいると思っている

とかく
不登校傾向にある子どもたちのこと
もっと知ってほしい

言いたい事がたくさんありすぎて
いつも初めに書いた原稿を
半分ぐらいに削っているのだけど
まずは、当日時間の都合上
省いてしまった部分で
ぜひに伝えたかったことを
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児童生徒支援ルーム
グレープについては
正直なところ少しお部屋が狭いかな
という印象がありました。
見学したことのある保護者からは、
同じように狭さと
窓がないため閉塞感があり
選択肢から外したという声も
聴いたことがあります。

改善点はあるものと思いますが、
つい最近そこに通い始めたお子さんご本人から「グレープ楽しいよ!」
という言葉が聞けて、
この場所があって本当によかったな
と思いました。
場所も人材も限りある中で、
学校以外の居場所を
つくっていただいて
本当にありがとうございます。
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省略してしまったけど
そんな一文を用意してました。

あれこれ課題や改善点があり
良くしたいと思うからこそ
教育委員会(行政)に対しては
苦言が増えがちですが

力を尽くしてもらっている事は
本当に感謝しています
敵対じゃなくて
力を合わせられるといいな
おまかせじゃなくて
私たちも動いていきたいな☺️

以下は私が担当した質問内容
ニュアンスは変わらないよう
努めていますが
全文は動画で また
議事録が正式なものとなります
 https://smart.discussvision.net/smart/tenant/katano/WebView/rd/speech.html?council_id=37&schedule_id=2&playlist_id=2&speaker_id=23&target_year=2023

●全国では29万人もの不登校がある
不登校の定義と本市の状況は

→ 文科省にのる不登校の定義は
「なにかしらの心理的・情緒的・身体的・あるいは社会的要因・背景により、児童生徒が登校しない、あるいはしたくてもできない状況にあり、年間30日以上欠席した者(病気や経済的な理由によるものを除く)」であり
交野市の不登校の児童生徒は28人

●交野市教育センターに寄せられた不登校に関連する相談件数は?

→R4年度は714件
 
●不登校実数に比べると、相談が必要な家庭は多い
 頭痛、腹痛、朝起きられない等身体症状が心因的な理由によるものであっても、本人や親または、教員の認識のないところでは病欠の扱いであり、保健室登校や放課後の宿題提出でも出席扱い、学校長の許可を得たフリースクール場合も出席となる。
 つまり、R4年度の不登校児童生徒は28人で少ないから大丈夫ではなく、数字に表れてこない、行き渋りを含め、ちょっとしんどいなと感じている子どもたち、いわゆる不登校傾向児は、実数より多くいるのではないか?

● 児童生徒支援ルーム「グレープ」について
 
→交野市教育センタ―に設置している児童生徒支援ルーム「グレープ」(青年の家内)では、学校の稼業日の午前10時から午後2時まで開室。
児童・生徒が社会的に自立することを目的として、在籍校と連携しながら相談支援・学習支援の運営している。
 本年度からは理科実験、茶道体験等の体験型授業の充実にも取り組んでいる。

●グレープの在籍人数は?
→入室している児童・生徒は16名

●学校教育調査において「学校に行くのが楽しいですか?」という設問に対して、そう思う、だいたいそう思うのいずれかに答えた児童生徒は86.8%。学校に行くことがあまり楽しくないと否定的な回答した児童生徒が1割以上いる
 
●不登校や不登校傾向にある子どもたち、また、何らかの理由で学校に行けていない子どもたちに対して、今後、市としてどのような対応が必要と考えているか

 →まずは、各学校において、すべての子どもの人権が尊重され、誰もが安全・安心に過ごせる学校づくりや、小・中学校の教員が連携した、授業づくりに努めることが重要

 また、不登校にいたるまでにはさまざまな理由や背景があり、心理や福祉の専門家等を含めた関係機関が連携し、一人ひとりの多様な課題に対応することが必要であり、「学校に登校する」という結果のみを目標にするのではなく、児童・生徒が自らの進路を主体的に捉えて、社会的に自立することを目標にすることが大切だと考える

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