PLANETARY☆私は地球の上に居るんじゃなくて、地球の一部】


宇宙からみた地球の映像は

テレビでもよく見かける。

青い星で美しいなぁと思う。


美しいけれど、

どこか信じられないような。

それが自分の生活と結びつくことは

今までなかった。


宇宙飛行士が宇宙に行って

宇宙から地球という星を見下ろす。

毎日毎日飽きることもなく

その姿に魅了される。

外から地球を見るって

どんな感覚なんだろうと、

普通思うけれど。

その感覚は、外から見ているではなく、

自分が宇宙の一部だと感じるんだという。


経済の発展を追い求めて、

どこまでも登りつめていくうちに、

いつの間にか、

自然との繋がりを失ってしまった人間。


いつの間にか、

人との繋がりも失ってしまった人間。


宇宙からみたら

境界線なんてどこにもないのに、

あちらこちらで戦争はなくならない。


でも本当は

命を繋ぐこと以上に

大切なことなんて何もなくて。


なんだか、映画を見てて、

すごく自分がバカらしくなった。

仕事もあんまりしてなくて、

収入ないなぁとか。

もっともっと認められたいなぁとか。


お金とか体裁とか、

そんなものよりもっと大切なものがあって

それは今

すべてここにあるから。

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PLANETARY

https://www.facebook.com/events/128094414526458/?ti=icl

昨日、産巣日で観てきました。

この映画の案内を見つけて

ずっと気になってた。

膝のことがあって、動く自信がなくて、

でも見とかないと私後悔する 

なんだかそんな気がして

前日に行くことを決めた。


ここ12年くらいだと思う。

宇宙はワンネスであるとか、

人も地球の一部だとか。

そういう言葉が

抵抗なく入ってくるようになったのは。


抵抗がなくなったのは、

うまく表現できないけど

私自身が、本当にそうかも。

と体なのか心なのかで感じるから。


神様が自分の中にいる

と言われても、

神様は全てのものの中にある

と言われても、

今はそうなんだろうな、と思えるから。


そして、

変に抵抗していたころより、

心が穏やかだから。


西洋文化を一言でいうと「孤独」らしい。

地下鉄という箱に乗り、

エレベーターという箱に乗り、

それぞれの家に帰る。


人ともつながらない。

触れ合う自然は

道端の雑草くらい

空はみえるけど、見上げる余裕がない。

天の川も見たことない。


子育て、生き方やら家やら

すべてが自然とはなれてしまったから

私たちは便利さを手に入れたようでいて、

大きな傷を負い、何かを喪失した。


でもね、ただ忘れているだけだから。

気づけばいい。

いままさに転換のとき。

人間とは何か、幸せとは何か。


この私でさえも宇宙の一部なんだと

俯瞰してみれば

自分は、すごくちっぽけな存在で。

くだらない悩みなんて

ふっとんでしまうよう。

それでいてみんなとつながっている。

あなたのためが、私のためになる

そんな感覚。


必要なのはデータじゃない。

新しい物語の種をまくこと。

みんなみんなが笑って、ゆるしあい、

生きることを尊重して、

自然とも共存していく、

そんなストーリー。


人間はいつの間にか、

人間が1番優秀で特別な存在だと

思い込んでしまったんだって。

137億年前にビッグバンでうまれた、

地球の進化、循環の一部だというのに。


空を飛ぶ小鳥とも、

道端のすみの雑草とも、

小さな昆虫とも

どこまでも広がる空や、

どこまでも広がる海とも。

つながっているんだって。


ヒトは

食べ物や衣類や

呼吸ひとつにとっても

依存して生きてるのにね。

ヒトは植物たちが酸素を作ってくれないと

生きていかれない。 

植物もまたヒトの吐く二酸化炭素が必要。


私たちができるのは、

子どもを育てること。

美味しく食べること。

ご機嫌に暮らすこと。

自分は自然の一部で、

地球の一部で、

宇宙の一部なんだって

気づくこと。

そんな小さなことでいいんだって。


1人ずつの意識がちょっとすつ

変わるだけで、

きっと流れは変わっていく。


地球に生まれてよかったと思う。

地球の一部でよかったと思う。


PLANETARY 上映情報

https://planetary.localinfo.jp/