【予防接種☆100人いれば100とおりの正解】


昨日は、岸本助産院別館

産巣日(むすび)で予防接種の勉強会でした☆


新しい畳が入り、

美しい梁の下、

気持ちのいい風が通る古民家。


たくさんのママとパパ、

たくさんの助産師たちの

笑顔が見れて嬉しい日になりました。


やまびこクリニック横地先生は

医師でありながらも、

西洋医学だけにとらわれず、

体のあり方、心の持ちようなどにも

重きを置いていて。


ママたち子どもたちの気持ちの部分に

こころを寄り添ってくださる。

そんな人柄が溢れ出た先生でした。


1か100か、ではない。

ゆるさがあっていいし、

100人居れば100通りの正解があるのだと。


予防接種は1994年に法律が改正され、

受けるも受けないも親の責任になりました。


けれど実際には、

選んでいいことを

知らない人もまだまだ多く。


受けないという選択をした人に対する

偏見も多いのが現状。


私自身は、

我が子の予防接種受けるときに、

しこたま悩んだ過去があるので、

時代は変わっているんだなぁと、

改めて実感した日になりました。


あの頃はよく

勝手に孤独を感じていたけど。

今はこんなに話せる

仲間がいるじゃないか!!


いろいろと心に響く所がありましたが、

私の心に残ったのは、

ワクチンは人のためでなく、

自分のために打つものであるという事。


当たり前のことに思えますが、

この公衆衛生の概念が、

私はずっと引っかかっていました。


近くの病院を受診したときに

私自身が医師に言われた事があるのです。


「予防接種を打てる人は良いけれど

  生まれ持って病気があったり、

  未熟児で産まれた子だったりして、

  生ワクチンが打てない子もいるんですよ。

  そんな子のためにも、打てる人は

  予防接種を受けてほしい」


「ある程度みんなが接種しているからこそ、

   病気の蔓延が防げているんだ。」


わかるけれど

分からない。


ほとんどの病気が、

予防接種開始前から減ってきている。

そのことは前から知っていましたが、

医師の口から聞けたことで、

ものすごく安心感がありました。


予防接種が副作用もなく、

ものすごく効果が期待できるものならば、

みんなで受けたらいいと思うのです。


でも、副作用や効果に疑問をもつなら

一人一人が自分の子に責任を負うしかない。

私は我が子以外の

子どもたちに関して責任をとれないんです。


渦中にいる時には苦しいかもしれないけど、

自分で決めるしかない。

そして、決める基準は

周りがどうこうではなく、

自分の子どもにベストな方法を

選んだらそれで良いのだと。


そして、

打つ選択も、打たない選択も。

必要なものを選んで打つ選択も。

その時

我が子のことを思って決めたのだから

どれもこれもそれこそ正解♡


上の子に受けて

下の子は受けない。

それもまた、その時その時で

その子のことを思った正解なんだと。


横地先生の仰る通り、

本当にそうだと思います。


菜の花助産院では過去に一度だけ、

予防接種のお話会を

させていただいた事があるのですが、

またしようと思います😊


悩んでいる人が、

その思いを放す場所が

あると心強いと思うから♡


昨日の講演会で、

もしかしたら。

答えがもらえると思ったけど

結局自分で決めなくちゃいけないなんて。。。

とまた悩み込んだ人もあるかもしれません。


悩みがとれない時は、

まだ悩む時間が必要なんだと思います。

あっさり決めてしまったら、

後で後悔するやもしれないから

苦しくとも、その時間は大切。


暗い雲はいつかちゃんと晴れます☀️

悩んで悩んで、悩み抜いて、

もう、これにしよう。

そう湧き上がった時には

(もちろん、確たる自信はなくても)

それがベスト、もう大丈夫☆

だと思うんです。

{EB868C2A-D0C1-41FF-821A-BF495D4F61D0}講演会の後はシェア会
中央が横地先生、右側が助産師岸本さん


https://www.facebook.com/kisaichitei.musubi/posts/1430627970353636