脳室内出血のグレード、そして母退院 | 未来は無限大!超未熟児&水頭症 末っ子長男 子育て日記☆

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妊娠13週で破水、一度なおるも20週で再破水。何とか粘って26週957gで生まれ、脳室内出血による水頭症で第三脳室底開窓術、V-Pシャント術を経て元気に退院した我が家の末っ子愛息子と三人のお姉ちゃんとの日々をつづります★


(むすこのNICU時代の記事です。
前回までの記事はコチラ

妊娠中のあれこれは、
テーマ 1回目の入院、及び、
2回目の入院~出産、をたどって
いただけたらと思います。)




生後4日目の朝(生後約90時間後)に
脳室内出血を起こしてしまったむすこ。


先生の話では、
脳室内出血のグレードは3。

右は脳室の拡大あり、

左は出血があって判定できず

ということでした。


(脳室内出血のグレードについて、
都立大塚病院のHPから引用すると、


脳室内出血のGrade分類

GradeⅠ:
出血が
脳室の周囲の一部に限局しているもの

Grade Ⅱ:
脳室内に出血が認められるが、
脳室は拡大していないもの

Grade Ⅲ:
さらに出血が多く認められ、
脳室の拡大を伴うもの

Grade Ⅳ:
脳室内だけでなく、
脳実質にも出血を伴うもの

以上の分類は
CTもしくは頭部エコー検査で判断。)



つまり、
むすこは2番目に重い状態でした……。


先生からは、

再出血を起こすと命にかかわったり、
重い後遺症が残ったりする可能性が
高くなる。


特にこのあと3日、
そして1週間は、


再出血のリスクが高く注意を要する。


と説明されました。


しかし、この日は産後4日目。


帝王切開で出産した私の退院は6日目、
……2日後に迫っていました。



この頃の私は、

3ヶ月の安静入院生活で、

半径数メートルの中でしか
生活してなかったため、


病棟の外に出ることすら出来ない
(自信がない)状況でした。



大人なのに……ね。
普通なら想像もつかないことでしょう。
(病棟の看護師さんも
わかってくれませんでした)


……でも本当に、


一人で遠くにいくことが
「できない」状態でした。


それでも、
退院して自宅に戻れば、
病院までの距離は


電車を使って約2時間……。

私にとって、
それはそれは、果てしない距離でした。


心配なのに、
会いに行けなくなるかもしれない……


どうしよう……


何かあったらどうしよう……


動けない自分への


無力感、


もどかしさ、


焦燥感……。



……でもこの時、

朝感じていたブルーな気持ちは
全て吹き飛んで、


母として、


守らねば!
何とかしなければ!


という強い芯のようなものが
生まれていました。


これ以降、私が泣くことは、


もう、ありませんでした。


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