明けましておめでとうございますつながるうさぎつながる花1
本年も、マイペースにブログ更新していきたいと思います。
よろしくお願い致しますカナヘイきらきら


本日のテーマは、母乳育児の卒乳(断乳)についてです。


昨今の母乳育児ブーム?で、産後はじめはほとんどの産婦さんが母乳育児を経験していることと思います。
母乳育児が確立した後にやってくるのが、“おっぱい(母乳育児)いつやめるか”問題。
今は、“卒乳”という言葉も浸透してきていますが、簡潔に言えば、いつまでおっぱいを続けるのか…ということ。
これには、病院(産院)や保健センターで言われること、保育所や幼稚園などで言われることなど、少しづつ見解が違う場合もあり、一体何が正解なの?と、迷われる方も多いかと思うのですが…

私の考え、結論から言うと、いつでも良いじゃん!です(笑)

まずは、私の子どものおっぱい事情を少し…
今、3歳7カ月の娘は、それはそれはおっぱい大好き♡の、おっぱい星人。
さすがに最近は落ち着いてきましたが、それでもお風呂で裸になれば「おっぱ~い♡」
夜、布団に入ると「おっぱ~い♡」と、もう出ないおっぱいを吸ってきます。
私がここまでずっと母乳育児?を続けてきたのは、半分は、母として卒乳(子ども自らがおっぱいから離れていくとき)を経験してみたかったのと、そして半分(以上?)は、助産師という立場での実験的な気持ちから。
ですから、1歳を過ぎた辺りからは、半ば意地のような感じで母乳育児を続けてきました。
決して、「おっぱいあげられて幸せ~」「この子がいらないと言うまで続けたい」という純粋な気持ちからではありません(笑)
(そんな風に幸せなおっぱいタイムを過ごされている方にあこがれましたが、残念ながらそういう風にはなれませんでした!)
どちらかと言えば、「もうおっぱい卒業してくれないかなー」「早くやめたいなー」と思っていた期間の方が圧倒的に長かったです。

「離乳食を食べるようになっておっぱい飲まなくなった」と聞けば、「うらやましい!」と思っていたくらいです。

だからというわけではありませんが、おっぱい、いつまで続けても、いつやめても良い!と私は思うのです。
もちろん、「おっぱいをあげている時間が幸せ」「子どもがいらないというまであげたい」と、心から思っていて、物理的にもその余裕があるのであれば、是非続けていくことをおススメします。言葉を話せるようになった子どもとのおっぱいタイムは、それはそれでおもしろいこともありますしね。
が、そういう方は多くはないと思うのです。
お仕事の復帰で断乳しなければならない方もたくさんいますし、その他の事情で母乳育児を続けられない方もいることでしょう。おっぱいをあげること自体が苦痛!という方も少なからずいらっしゃいます。(おっぱいをあげるとブルーになる方など…)
母乳にかわる栄養が確立していて(離乳食やミルクなど)、母と子ども双方に心の準備ができていたら…いつ卒乳(断乳)するかはあなた次第。世の中の理想?教科書?に
丁寧に従う必要はないのです。

一つ、やめるにしろ、続けるにしろ、子どもの心に寄り添ってあげて欲しいということ。
あっさりと自分から離れていく子は別として、やめる前に、いつやめるのか、どうしてやめるのか、相手がどんなに小さい赤ちゃんだったとしても、お母さんの言葉で語りかけてあげて下さい。まだ分からないようにみえても、伝わります。
やめた後、おっぱいが大好きだった子には特に、意識してスキンシップをしてあげて下さい。
お風呂でぎゅっと抱きしめる、お布団の中で抱きしめる、それだけで子どもは安心すると思うのです。おっぱいだけが親子のスキンシップの時間、絆づくりになるわけではありませんよね。
年齢が少し上がっている(3歳位~)子の場合、おっぱいで気持ちを切りかえるのを徐々に減らしていけると良いかと思います。
物事が自分の思い通りにいかなかったとき、それまではもしかしたらお母さんのおっぱいで落ち着いて気持ちを切りかえてきたお子さんも、だんだん自立への一歩を踏み出していく時期…
少し気持ちがくじけることに出会っても、自分の力で気持ちを切りかえたり、たて直したりする力は、とても大切にしていきたいところ。
もし、「おっぱいに頼っていたかな…」と思ったら、そんな場面では、少しずつおっぱいから離れていけると良いですね。

長くなりましたが、おっぱい、いつまで続けても、いつやめても構わない!お母さんと赤ちゃん(子ども)、それぞれの心に寄り添いながらで良い。
私自身、もともとは優等生タイプで、まずは教科書通りにやりたくなるタイプ。
でも、育児ってもっと気楽にやっていいものですよね…
一緒に、創造的に育児を楽しみましょう!!
…そう伝えたくて、今回も記事を書きました。
2019年も、“私は私のペースで”いきましょう…!!