こんにちは
助産院あいのわ 代表助産師 安藤綾子です。
前回のブログで、生理痛に対して薬剤に頼ってばかりいたから、何が原因なのか自分の体を知るために東洋医学を
勉強していると書きました。
でも、夜勤ありのフルタイムのお仕事の時は、疲れてしまって、自分の体を癒すための行動をとる気が起こらないことの方が多かった~。
仕事中の痛い時は、痛み止めを飲んで、働く!!
覚えたての東洋医学の知識で、桂枝茯苓丸を飲んで体質改善する!
と、まぁ、こんな感じでした。
本当はゆっくり家で休みたかった~
体に無理をさせてました
自宅で、休める時は、痛み止めを飲まずに
お腹に湯たんぽ、
仙骨部分にホッカイロを使って、
太ももの間にクッションをはさんで、こんな姿勢でゆっくり寝ております。
こんなに痛いのに、我慢して飲まない方がいいの?
痛み止めを飲んではだめ?
聞かれることが多かったので、ちょっと解説します。
痛み止めは解熱・鎮痛剤に分類されます。
風邪などで熱が出た時に使う解熱剤と痛みがある時に使う鎮痛剤は同じものです。
解熱剤ということは、
体を冷やす働きがあります。
熱がない人が飲んでも体温はさほど変わるわけではありませんが、長期に使用すると、確実に体が冷えてきます。
生理痛の原因はさまざまですが、
多くの方は、体が冷えています。
すでに冷えている体に解熱という役割を持った薬を飲むとさらに冷えてしまうという
悪循環に陥ります。
でも、苦痛が強い場合は、無理せずに、症状を和らげることをしながら、体質改善に取り組むのもいいと思います。
生理中の過ごし方として
・生理痛がつらい時は、一時的に鎮痛剤を飲む
(あくまで一時的ですよ)
・洋服や下着はゆったりしたものを着て、体を締め付け
ないようにする
(血流を阻害しないように)
・デスクワークでは毛布やひざ掛け、腹巻などで腰周りを
温めましょう
(ホッカイロや湯たんぽ、電気毛布などを使用する時は
低温やけどに注意!!)
・痛みが落ち着いているときは、軽い体操をしましょう
(血流改善のため)
・温かい飲食を心がけましょう
(緑茶は温かいものでも体を冷やしてしまうので、
生理中は特に避けてください)
・生理中はとにかくゆったりとした気分で過ごしましょう
(どこが痛むの?何がつらいの?
そうか、そこが痛いのね、それがつらいのね、
痛いの痛いの飛んでいけ~
と自分をとことん可愛がってあげましょう)
などなど、一例になりますが、できそうな部分から取り入れてはいかがでしょう
何事も無理な我慢は禁物
ちなみに
痛みが強い時は、病気が隠れていることがあります。
病院で診てもらって、治療をすることも
とても大切ですよ!
乱筆・乱文をお許しくださいませ。
次回へ続く。