【黄金の新婦 (07年韓国)〔全64話〕】
〈主演〉イ・ヨンア
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※『冬のソナタ』…そして、『オールイン』で、ヒロインの敵役として…独自の存在感を示したパク・ソルミ。。。
…さながら、ブルボンやマックイーンといった…主役の本命馬を徹底マークし…鮮やかに仕留めてみせた…刺客的名馬ライスシャワーを彷彿とさせる彼女ですが。。。
…そんなヒール志向なソルミ様が、一転して主役を張ってみせたのが…『黄金のりんご』という作品でありました。。。
…凛とした雰囲気で、堂々と…ヒロイン役を務め上げたソルミ姐さん。。。
…ただ、その後の『キム・マンドク』での…ヒロインの敵役に戻っての…水を得た魚のようなハツラツとしたお姿を見ると…やはり、そっちが天職なのかな、とも思いますけど
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…で、例によって…少々前置きが長くなりましたが
…その『黄金のりんご』で…ソルミ様演じるヒロイン役の…アーリーな少女時代を演じたのが…当時、まだ無名の子役だった…イ・ヨンアであります。。。
…田舎で、りんご農園を営む家族の長女として…幼い弟&妹たちを見守る優しい眼差しが…非常に印象に残りました。。。
…そして、今度は…その役で一躍脚光を浴びた彼女が、ヒロイン役を務める番になり…その作品が…今回ご紹介する…『黄金の新婦』でありまして。。。
…当然、私的には…迷わす飛び付くコトになったというワケです…まあ、『天国の階段』のパク・シネのときと…ほぼ同じパターンですな
…『黄金のりんご』→『黄金の新婦』…いかにも、日本サイドが…ご都合主義で…勝手に差し替えたような邦題ではありますが。。。
…いちおう、原題でも…両方、頭にファングム(黄金？)と付いているので…例の…寝耳に水のプリティ・シリーズ(プリティ・ウーマン→ランナウェイ(プリティ)・ブライド)や…セガールの…なんでもかんでも沈黙シリーズなどとは違うようです。。。
(沈黙？…いったい、なんのコトだい？(byセガール)
)…で、イ・ヨンアが扮するのは…結婚のため、韓国にやってくる…ベトナム人花嫁ジンジュ…という役どころ。。。
…韓国人の父に捨てられ…母親とベトナムで暮らしており→国際結婚斡旋所で働いていたところ→母親が失明宣告を受けてしまい…母親の目が見えるうちに、父に逢わせてあげたい一心で…彼女自らが韓国行きを志願…といった流れ。。。
…とは云っても…韓国ドラマお得意の“契約結婚モノ”のバリエーションであるのも、また事実で…正直なところ、題材的には…パッと見ほどの目新しさは感じられません。。。
…全６4話の長丁場…ん、好評につき…１４話分延長したらしいんですが…ホームドラマ特有のスローテンポのせいもあってか…最初の10話くらいまでは…悪い意味で、あまり後を引かない感じ…ただし、それ以降…なかなか、いい感じの展開にはなってきてます。。。
(ちなみに、韓国のホームドラマって…たいがい、3世帯をグルグル巡るパターンなんですが…本作は2世帯限定徘徊。)
…で、やはり…本作の最大の見所は…結局、イ・ヨンアに尽きますね。。。
…いくら、役作りしてるとは云え…通常は、「キ◯タク、ヅラ被ってんな」とか…「◯◯が、日本人役って…無理あんだろ。でも、ま…そんなもんか。」…で終わってしまうモノなんですが。。。
…本作のイ・ヨンアときたら…どこから見ても、ベトナム娘にしか見えないから凄い…特にドラマ前半…これって、ごく当たり前のようですが…地味になかなか凄い
…よく笑い…よく泣く…健気なベトナム人花嫁を演じ上げたコトにより…後の製パン王出演に繋がっていった…と云いたいところですが…確かあの作品(製パン王)って、開始当初は全く話題になっておらず…ジワジワと視聴率を上げた晩成型の作品だったか
…でも、まあ…順調に、ステップアップしてますなぁ
…そうそう、普段は…韓国語で話してるんですが…時折、怒ったときなんかに飛び出す…ベトナム語の独り言が…なかなかキュートであります
…あっ、現在…スカパー『DATV』で放送中の本作…ここまで書いといてナンですけど…実はまだ…全６４話中２０話…つまり、まだ1／3弱しか観てないんですよね
…まだまだ先は長いですが…全話を完賞し終わったら…改めて、感想記事を書いてみたいと思います
…ウシ！ウシ！