非常に強い台風9号は5日午後、沖縄本島に最接近した状態でゆっくりと北西に進んだ。沖縄本島と奄美は風速25メートル以上の暴風域で、海上は猛烈なしけになった。気象庁は暴風や高波が6日にかけ続くとして警戒を呼び掛けた。
沖縄県警によると、沖縄本島南部の南城市と与那原町で2人がそれぞれ風にあおられて転倒し重傷となるなど、午後5時までに19人が負傷した。また沖縄電力によると、倒れた樹木で電線が切断されるなどし、県内約5万8000世帯が停電した。風雨で屋外での復旧作業ができず、ほとんどの地域で復旧のめどが立っていないという。
9号は5日午後4時、那覇市の南西約70キロを北西へ進んだ。中心の気圧は945ヘクトパスカル、中心付近の最大風速は45メートル、最大瞬間風速は60メートル。中心の北側220キロ以内と南側170キロ以内は暴風域、中心の東側560キロ以内と西側370キロ以内では風速15メートル以上の強風域。
9号は沖縄本島地方を抜け、6日には東シナ海を北上する。沖縄本島や奄美、先島諸島などでは同日にかけ最大風速23~45メートル、波の高さ6~11メートルの予想となっている。
沖縄本島と奄美などでは、台風に伴う積乱雲により、1時間に50~60ミリの激しい雨が降る恐れがあり、土砂災害や浸水に警戒が必要。6日午後6時までの24時間予想雨量は、多い所で沖縄地方300ミリ、九州南部200ミリ、奄美100ミリ。
ブッダ展
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