作詞・ジェルミナル

『坂道』


大人になって行く度
幼い頃描いていた
夢や希望がまた一つ
壊されて行く

自分が思っている事
全てが何もかも
100%思い通りに
行かないんだと
いつの間にか
思い知らされていた

歩いても歩いても
前に進まない
走っても走っても
ハードルを
飛び越えられない

慌ただしく
過ぎて行く
日々の中に
しまい込んで
しまったモノは
数えきれなくて

誰もが
気づかないうちに
越えているんだね
大きな坂道を

登りきってみて
ようやく気づく
その坂道には
今の…これからの…
僕らの姿が
見えたような
気がした