去年の4月から不定型抗酸菌がドライブラインに感染して、5回オペして、何度ももうだめかもと思った。
8月からお腹にでっかい穴が開いたまま、毎日洗浄したり、削ったりして、何も変わらず、11月末くらいにバックつけて やっと傷が埋まってきた。
12月に帰れるかもと思ったら、また感染おこして、どんどんドライブラインの出口が胸の方に近づいてきて、もうだめかもと思った。
あと2.5センチで胸腔に到達するというところで、感染の勢いが止まった。
しかし、1月の時点でまだ激しく洗浄しないと危険な状態が続いており、担当医から移植まで退院できないと言われた。
つまりあと3年くらい病院暮らし。
終わったと思った。
やけくそになってギターを買った。
毎日ギターを練習しまくった。
こうなったらミスチルの弾き語りをするという若かりし頃の夢を叶えようとがむしゃらに頑張った。
3月末に主治医が変わって、消毒方法を変えた。
そしたら、傷口が奇跡的に縮んだ。
おーこれぐらいの傷の大きさなら自己消毒できるんじゃね?
となって、4月初めから3週間必死で自己消毒を練習した。
そして、自己消毒でも悪化しないと確認がとれたので退院となった。
退院日にミスチルのHANABIを弾き語りすることもでき、夢も叶った。
辛いことたくさんあったけど、有意義な入院だった。