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2040年2月18日pm5:10
明津と神崎さんが身代わりとなってくれて僕達は、逃してもらえると思ったんだけど、、、
「なんで、僕たちは捕まってるんだろう?」
「松本のせいだ!!!」
「ちょっと~声揃えては言わないでくれる。自覚はしてます、、、」
「いや、別に松本くんを攻めてるわけじゃなくて、」
「時夜を見てたら俺たちも体が動いてしまって、、、」
苦笑いを浮かべる僕達だけど、、、
手を拘束されてるので、なんとも言えない状況。
「でも、せっかく明津くんとこっちゃんが私達を逃がそうとしてくれたのに、、、」
「平井の言うこともわかるが、俺たちが前に出ないとクラスは全滅だった。」
僕達は思わず下を向いてしまった。
2040年2月16日pm5:29
「皆さん、おめでとうございます。あの二人のおかげで君たちは自由です。」
キャミスと呼ばれていた男が声高らかに宣言した。僕は悔しさしかなかった。
「あ、、あの、、二人は、、、どうなるんですか」
僕の問いかけにキャミスはにやりと怪しく笑い、僕達を、、、いや、今思えば二人のことをあざ笑ってたのかもしれない。
「そうですねー、、、死ぬかもですねーー!いい気味だと思いませんか!自らの命を投げ出した哀れな、、、」
「ふざけんな!!」
キャミスの言葉を遮って叫んだのは中村彰だった。
彰くんは怒りのままに叫んでいた。
「俺らはお前らの都合で人質になって、遥斗と神崎は、、、俺たちのために前に出た。こんな状況なんてお前らだけが得している!!俺たちはただ大切な仲間を失っただけだ!」
彰くんの言葉にその場にいた全員が納得し、涙を流す人も下を向き歯を食いしばる人もいた。
そんな様子の僕らをあざ笑うように
「では、この中からさらに身代わりを出しますか?もちろんあの二人には内緒で、、、きっと素敵なエンターテイメントになる」
キャミスの言葉に俺たちは目を見開いていた。