昔、といってもそれほど昔でもないんですが、今の家に引っ越す前、駅前の駐輪場から停めていた自転車を引き出してきた時。近くを小さな猫が歩いていたんです。
野良猫なんて特に珍しくもなんともありませんが、駅前にいるのは初めて見たので、夜遅くで人が居なかったこともありまして、てこてこ歩く灰色の猫をしばらく眺めていました。
猫は車一台半ほどの狭い道を挟んで向こう側を歩いていたのですが、ふと目が合うと猫は僕の方に歩いて来て、そうして立っている僕のふくらはぎに体をこすりつけて来ました。
これが痩せ猫なのに驚くほど柔らかくて、ジーンズを履いていても布越しに柔らかさが伝わって来まして、思わず頬が緩んでしまいました。
しかし、それで満足したのか猫は僕がしゃがんで体を撫でようとしてもまたてこてこと歩いて茂みに消えてしまいました。
なんだか腑に落ちない気分でふくらはぎを見ると、それはもう、あんな痩せ猫にここまでかと思うほどの毛がびっしりとついていました。ちょうど毛の生え変わりの時期で、体が痒くて仕方なかったのでしょうね。
というわけで、猫は全く関係ありませんが、夏に作っていた動画が完成しました。講評でボロクソに言われたので気が引けますが、近いうちにYouTubeあたりに放置するかもしれませんが、多分ここで告知したりはしないと思います。こっそり…こっそり…
あと、夏コミに際して描いた漫画も近いうちにピクシブ、TINAMIあたりに放流しようと思います。こちらもこっそり…
猫の歩くようにこっそり、アップしようと思います。はい。