大阪で 税理士・申請取次行政書士を 

している木下孝祐です 


為替相場が

大きく変動しています

 

そんな中で

法人の外貨建保険について

保険屋から返事が無いから教えて欲しい

とありました

 

外資系保険会社から勧められて

外貨建て定期保険を契約

 

契約者は法人

被保険者は代表者である社長

死亡保険金の受取人は代表者の奥様

 

受取人が奥様(遺族)のため

役員報酬(定期同額給与)として

損金(経費)となります

 

問題は

保険料がドル建て払い

 

昨今の為替相場が激しく変動した場合

円換算で毎月支払う保険料の金額が

かなり変化しているので

定期同額給与を否認されるのではないか?

 

そんな相談でした

 

確かに悩むところですが

定期同額給与に該当する経済的な利益は

その役員が受ける「経済的な利益の額が毎月おおむね一定であるもの」

とされています

 

その具体的な判断は

保険料の負担は「経常的に負担しているもの」が

これに該当するものとして例示されています

 

外貨建てベースで毎月1,000ドルの定額の保険料を法人が経常的に負担

が経常的に負担しているものになり

定期同額給与に該当するものとして取り扱われます

 

国税庁の質疑応答事例にも回答が出ていますので

 

 

心配されている方は

こちらも確認して税理士さんと相談してください



 

 

 


 

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