――M6のアルバムタイトル曲「SPY」

 (エス・ピー・ワイ)は、2ndシングルですね。

M はい。2017年9月から1年間、

Tune Core Japanにて配信していました。

これも当時のバージョンから

若干アレンジとミックスを変えています。

多分、2015~16年頃に作った、比較的新しい曲です。

 

――タイトルや歌詞からして「スパイ」をテーマにした曲ですね。

M はい。しかも「女スパイ」です。

内容的には「スパイ」と言うより「殺し屋」に近いですね。

ハリウッド映画で言うと「アトミック・ブロンド」の

シャーリーズ・セロンも良いですが、私がイメージしたのは

「アサシン」のブリジッド・フォンダです。

 

――「アサシン」って、オリジナルは

リュック・ベッソン監督の「ニキータ」ですよね。

「ニキータ」のアンヌ・パリローじゃないんですか?

M 「ニキータ」もいいんですけど、

ブリジッド・フォンダの方がタイプなので(笑)。

それに、映画全体の雰囲気も「アサシン」の方が好きです。

あの映画のように、上司から指令を受けて

ターゲットを殺しに行く女性をイメージしています。

 

――歌詞は愛琉さんですね。

M サビの「I’m jast a SPY」という部分だけ私が書いて、

それ以外は愛琉に書いてもらいました。

僕の言った設定をうまく歌詞に入れてくれたと思います。

 

――曲構成については、Aメロ、Bメロ、サビと、

王道ポップスの手法ですね。

M はい。ただ、この曲って、イントロから

Aメロ、Bメロ、サビまで全部「FM7、E7、Am7、C9」

のコード進行のくり返しになっています。

ポップスだけど、ループミュージックというか。

ただイントロ、A、サビはピアノで、Bだけエレビ、

そして全部コードの弾き方を変えています。

 

――拳銃の音や街の雑踏などのSEも入っていますね。

M あのへんのSEは、市販のCDからとりました。

SE探すのも、結構好きなんです。

 

つづく

 

※楽曲視聴は下記をクリック。

アルバム「SPY」