――M2は「Mami Mami」(マミマミ)ですが、

これはundoとしての1stシングル曲になりますね。

M はい。2015年10月30日から1年間、

Tune Core Japanにて配信されました。

アルバム収録に際しては、当時のシングルバージョンから

若干アレンジとミックスを変えています。

ベースのリフを変えたり、ラストにボコーダーを入れたりして。

 

――曲を書かれた年代はいつ頃ですか?

M undoをやろうとして最初に作った曲で、

2011年頃にはラフを作って愛琉に聞かせていました。

サウンド的には、クラフトワーク「モデル」や

MIKADO「冬のノフラージュ」あたりをイメージした、

だる~い感じのエレクトロポップ、テクノ歌謡ですね。

 

――だる~いですね。全編「シャンシャンシャンシャン」という

バッキングコードがありますが、あれがMIKADOっぽい(笑)。

M まさにそう。あの「E♭m、B♭m・・・」のリフレインが

この曲のフックになってますね。個人的には、

あのバッキングを聴いているだけでも気持ちいい!!(爆)

ベースのリフもMIKADOをパクって・・・

いや、リスペクトしています(笑)。

 

――作詞は愛琉さんですよね。

M はい。「マミマミ」というタイトルは僕がつけました。

最初メロディを作ったとき、

「マミマミ」って言葉が浮かんだんです。

「マミマミ」ってのは、人間か妖精かわからない、

不思議な女の子のイメージですね。

その「マミマミ」ってタイトルを伝えて、

それを元に歌詞を作ってもらったんですけど、

すごく良い出来でした。

「白いマミマミ 空に溶けてく」とかね、

僕の思った通りの世界観になっていて。

 

――音源としてはどの辺を使っていますか?

M ほぼKORGのトリニティを使っていますが、

バッキングコードはE-MUのORBITを使っています。

 

――エンディングで出てくるボコーダーは?

M ローランドのJUNO DSです。

「I Love you,my mami」という歌詞部分ですが、

この曲を聴いてくれた音楽仲間から

「『ポーリュシカ・ポーレ』に似ている」と指摘されました。

自分では気づかなかったけど、言われてみればそうかなと。

 

つづく

 

※楽曲視聴は下記をクリック。

アルバム「SPY」

 

https://www.youtube.com/watch?v=QAdd_zIfzgk&feature=youtu.be