3日目、4日目は楽しみにしていたアルザスのクリスマスマーケットを巡ります。

 

ディズニーランド・パリ付近のホテルを後にして、パリ東駅からストラスブールへ。約1時間半の電車の旅です。この電車の予約は後回し(何なら予約しなくてもいいかと思っていた)にしていたのですが、何となく気になって20日ほど前にチケットを調べてみたところ、ものすごく高い(片道一人115ユーロ)かつ満席の電車多数であることが判明したので、慌てて予約。SNCFのAdvantage card(49ユーロで大人は二人まで。1年間有効。ちょうどブラックフライデーでセールで25ユーロにて購入。)を保有していることで、少なくとも片道のどちらかを土日に利用する場合、2等席であれば片道一人59ユーロに抑えられることが判明したので、Advantage cardを購入したうえでチケット代を安く抑えることができました。(ただし、行きのいい時間の2等車は空いていなかったので、行きは一等車一人100ユーロを購入。)しかも、Advantage cardでの購入であれば2日前までリファンドや変更を無料でできるので(2日を切ると、15ユーロの手数料でキャンセル・変更可能)、ある程度高いSNCFのチケットを買う予定の方はものすごくお得なカードです。

 

一等車での旅は、期待していた軽食やドリンクは出てこなかったものの、席が広くてとても快適でした。3歳までであれば、一等車、二等車にかかわらず一人片道9ユーロで座席を購入できるので(膝の上に乗せる場合は無料)子供達にも席を購入して広々使えました。

 

ストラスブール到着後は、駅目の前のホテルに荷物をドロップして早速クリスマスマーケットに繰り出します。ストラスブールには、大小15ものクリスマスマーケットが出ていて、午前中からそこそこ人が出ていました。一番最初に辿り着いたのは、クレベール広場のマーケット。ここにはストラスブールのクリスマスマーケットのシンボルとなっている巨大なクリスマスツリーが出ていて、これまで世界で見たクリスマスツリーの中でも最大級の大きさに圧倒されました。ここで早速グリューワインも飲みました。グリューワインの他にも、ホットアップルジュースやホットオレンジ等、色々な飲み物が出ていました。ストールで売っている小物も、アルザスらしい温もりのあるものが多く、ロンドンで売っている見慣れた内容ではなくて新鮮でした。

 

続いて、エタル通りで毎週土曜日に開催されているアンティークマーケットへ。とても小ぶりなマーケットでストール数は15くらいかな?でも、イギリスアンティークとはまた少し違った品揃えで、Sarregueminesのお皿を1枚購入しました。何と破格の2ユーロ!!1900年くらいのもののようです。花に使われている青が何ともフレンチアンティークらしくて気に入っています。他にも柄違いのものがあと2枚くらい売っていて、食器はいっぱいあるからと購入しなかったのですが、こんなに安いなら買い占めれば良かったと今ものすごく後悔しています。。


それから、大聖堂のクリスマスマーケットへ。大聖堂には以前イースターの時期に来たことがありますが、クリスマスマーケットが出ていると雰囲気がまた異なります。ここもなかなかの規模のマーケットで、クレープやオーナメントと購入しました。ちなみに、コロナ対策で、飲食スペースはストールのあるスペースとは区切られていて、飲食スペースに入るにもHealth passが求められます。こうして工夫してマーケットを開催してくれたこと、とてもありがたかったです。大聖堂の右から奥に入っていくと、これまたマーケットが広がっていて、ここにはローテンブルクのクリスマスショップの出張所も出ていて行列ができていました。私たちも入って小物を購入。その他、アルザス焼のグラタン皿も購入しマーケットを満喫しました。本当にどれもかわいい!!

 

それから、プチフランスのマーケットも少し見て、朝早かったのでホテルに戻って小休止。日が暮れ始めた頃にまたマーケットに繰り出しました。夜のマーケットはライトアップされて一段と素敵。昼間見たクリスマスツリーは華やかにライトアップされていて感動しました!!大聖堂も、ステンドグラスがシックに照らされて、大聖堂前の通りのエンジェルのイルミネーションと合わせて本当に素晴らしかったです。晩ご飯は、大聖堂近くのMatsumotoyaという和食レストランでテイクアウト。ここは何とライスが無料で、結構美味しかったので偏食の子供を持つ私たちにはありがたかったです。それから川沿いやプチフランスも少しお散歩してホテルでご飯。

 

時間があればオベルネという町にも繰り出そうと思っていたのですが、その時間もないほどに一日満喫できたストラスブールのクリスマスマーケット。かわいい街並みと相まってお気に入りのマーケットとなりました。