さて、5日目は朝からチヴィタに向かいます。

 

バニョレージョからチヴィタへはほぼ一本道。途中でバギー向けの道は右という標識が出るので、その案内に従って右に曲がります。昨夜から懸念していた、実はバニョレージョからチヴィタはかなり遠いんじゃないか問題については、今朝は道がわかっていたこともあってか近く感じ、なんだかんだでGoogleMapの示す通り40分程度で到着しました。チヴィタに入る一本道の手前で、入村料一人5ユーロを支払っていざ出発!!このチヴィタへの一本道が天空の村チヴィタを写真に収めるベストスポットで、感動して何枚も写真を撮りました。一方でなかなかの急な上り坂なので、バギーを押すのは大変です。でも頑張ります。

 

チヴィタには朝9時頃到着しましたが、もうお店も開いていて、少しお土産を見ながら村を散策しました。どこを切り取っても絵になります。村の中心の広場にある教会は残念ながら改修中でした。とても小さい村なので、15分も歩けば村の端まで着いてしまいます。小さいながらも、レストランなどはバニョレージョよりもたくさんあったので、ここでゆっくり過ごすのも良さそうです。私たちは残念ながらこの後も予定が詰まっていたので、1時間ほど散策したところで次の町、ピティリアーノに向かいます。

 

ピティリアーノもオルヴィエートと同じく、町の外観が非常にかっこいいところ。町の外から町を収めるフォトスポットに立ち寄って記念撮影したのですが、本当に素晴らしかったです。撮影が終わったところで、町に入ってランチを。意外と混んでいましたが、眺めのいい広場に面したレストランでランチ。味は普通でしたw。ここでもハイストリートを歩いて、名産のワインとポルチーニ茸をお土産に購入し、次なる目的地、サルトゥニア温泉に向かいます。

 

サルトゥニア温泉到着は既に3時半頃。この日は曇りだったので、温泉から出てしまうと肌寒かったです。(温泉は温くて日本で言う温水プールほどの温度ですが、みんな水着を着てゆっくり入浴していました。次男がマヨルカで海とプールを怖がってしまったので、温泉もダメかなーと思っていましたが、意外や意外、楽しく入ってくれたので私たちも温泉を満喫できました。(ただし、赤ミミズみたいなものがたくさんいたので、私は少し気になってしまいましたが…。)ちなみに、ここではタオルや水着の販売はないので、入浴したい方は持参がマストです!!脱衣所もないので、駐車場で器用に着替えましょう。

 

さぁ、とっても楽しかったローマからのショートトリップはこれにて終了。魅力たっぷりのウンブリア、公共交通機関では行きづらいですが、Veltraなどでツアーも出ているので(高いけれど)とてもお勧めです。あと、ローマの運転は、車線がよく見えなかったり、右折にも何レーンもあってそれぞれ微妙に曲がれる道が違ったりして非常に難しい(と夫が言っていた)ので、レンタカーの方は覚悟の上お出かけを。