大変ご無沙汰しております。ブログを更新しなくなってから約2年間、元々開店休業状態のブログでしたが随分と長い間が空いてしまいました。その間にも当ブログに訪れてくださる方もいらっしゃった様ですがコメントにも全く返信せずに過ごしてしまい申し訳ありません。
この度は今迄ご閲覧いただいた皆様へのご報告の為に書いております。
5月某日、我が家の次男坊ロアール君が病気により他界いたしました。
ロアールを連れ去ってしまったのは『腎臓型悪性リンパ腫』です。
最悪な事に悪性度が最も高いタイプでした。
私自身が以前に恩人を同じ病気で亡くしていた為、病名を聞いたときにロアールの時間がもうわずかしか残っていない事を理解し、周りに迷惑を掛けながらすぐに仕事を辞めてロアールの看病に専念することにしました。
現代の西洋医療ではこの病気を完治させる手段は確立出来ていません。
唯一有効とうたわれている抗がん剤も治療ではなく延命のための療法に過ぎません。
現代医学からは否定的な扱いをされている代替療法というものもあります。
東洋医学や自然療法をメインとして免疫力の向上を図り、がんと共存していくというものです。
ロアールの治療では紆余曲折ありましたが、最終的には前述した全ての療法を行いました。
私が何の知識も無く、どれほど無責任にこの子達と暮らしていたのか、私はこの子達に日々癒されていたのに私自身がこの子達にストレスを与え続けていた事も分かっていなかった。病気のサインにも気付けなかった。
後悔する事は山の様にあります。
看病をしている間はロアールの事が心配で通院以外では家を留守にする事が出来ませんでした。
お骨になって戻って来たロアールにはもう何も起きるはずも無いのに私は一歩も家から出る事が出来ません。
こんなんじゃダメですね。
家にはムウもいるのにね。
ブログを書く事でロアールはこの世にいないと自分に再認識させて一つのけじめをつけたかったのですが、なんだかとりとめも無い文章にしかなりません。
今まで読んでくださった方々に
今までにロアールを可愛いとコメントくださった方々に少しだけでも安心していただける様にロアールの最後についてちょっとだけ記述しておきます。
ロアールは私だけでなく仕事がお休みだった旦那さんにも看取ってもらう事が出来ました。
ロアールは元々、私よりも旦那さんの方が好きなのであの子は旦那さんが居るときを見計らって旅立ったのだと思います。担当医の先生も家族皆に見送ってもらえるタイミングを選んで、自分が我慢出来るギリギリの日まで頑張ったんだよ。と言っておられました。病気に関する数値が全て常に最悪の状況でしたが恐れていた発作に苦しむ事も、寝たきりになる事もなくて、強制給餌ながらもご飯を食べくれました。自分で歩いてトイレにも行っていました。ムウに挨拶していました。旅立つ数時間前迄、ベランダに出たがり一緒に日向ぼっこをしてお昼寝もしました。最後の最後まで私たちが側に居る事を許してくれました。
私たちは待っています。
今迄さんざんお留守番で待たせてばっかりだったので、今度は私たちがローアルを待ちます。
いつの日かあの子が生まれ変わる時があれば、もう一度私たちの所に戻って来てくれる事を願って待ちます。
その時は、ロアールに『オバとオジは前よりちょっとマシになったじぇ~。』と思ってもらえる様に・・・。