こんにちは
暖かい国イタリアへ早めの夏休みにいっておりましたが
本日、無事に爽やかな国フィンランドへ帰ってまいりました
やっぱりお家はホッとしますね
でも、とっても実りの多い素敵なイタリア旅でした
さて。
イタリア旅行三日目を振り返ると……………………
予想外にかなりハードでした
(笑)
ざっくりとスケジュールを言いますと、
バチカン観光にスーツ工房見学。
たったこの2つのはずなのに…………
………………………………
…………
あまかったです
とくにバチカン観光にはビックリでした
そもそもの予定では朝9時からの
「バチカン博物館&システィーナ礼拝堂」観光に
ガイドつきでバチカンのホームページから正式に予約していたのですが……………………
予約の控えには集合場所などは書いておらず
しかたないので、とりあえずガイドブックに載っていた入口らしき場所へ
しかし
そこへ向かう途中……………………
バチカン市国の長~~~い壁に沿って、長蛇の列が
あるではありませんか

……………………
ま、まさか…………………と思いつつその列の先頭へ。

バチカン博物館の入口発見

ものすごい人、人、人


結局、長蛇の列で並んでいたのは予約のない人ということが判明
それならば私たちはスムーズに行けるはず
と、係員の人に予約の紙を提示
………………………………
…………
その人が眉間にシワを寄せ何やら調べているようす…………
さんざん時間をかけて調べた結果、とりあえず予約の確認がとれないから
観光事務所へ行って確認してくれとのこと。
時すでに予約の9時…………
ガイドつきツアーに間に合わない心配を伝えてみると
「大丈夫
入館の予約の控えは持ってるからそのあとの時間いつでも入れる」
とのこと。
ならばと、先程見た長蛇の列の横を歩き、
バチカンの正面にあるサンピエトロ大聖堂の近くにある観光事務所へ
結局、集合場所はその観光事務所の前だったらしく
私たちは9時の出発組に間に合わず
さらに、12:30のツアーしか今日中に入れるのはないとのことで
それまでどこかで時間を潰すことに…………
とりあえず
その場所からすぐのところに見えたバチカンの大聖堂で記念撮影~

うん。
ちゃんとバチカンに来た証拠が撮れたぞ

…………………………………………
……………………
この時点で充分満足していた私たち。
もう帰りたいな~
というのが正直な気持ち(笑)
でも
せっかく来たしツアーも予約したから、もうちょっと頑張ろう
と、気持ちを切り替え、ひとまずバチカン周辺をブラブラ
……………………
バチカンの前の通りにハードロックカフェがあるよ
とテンションが上がったり
(笑)
……………………
そのあとのツアーで疲れちゃうだろうからと一休みのために入ったカフェ

店員のおじちゃんが観光客の勝手っぷりに不機嫌な様子に思わず笑い
……………………
さらにぶらっとお散歩がてら人気撮影スポットへ行ってみたり
………………………………
すでにかなり満足感に満たされながら12:30のツアー集合場所へ(笑)
しかし

あまかったのはこのあとのツアー
ガイドさんと共に20人くらいのグループで朝方見た博物館の入口へ…………。
そこで見たのは……………………朝以上の長蛇の列
しかも、ツアー用の入口まで同じように大変なことになっているではありませんか

ガイドさんもビックリしてるくらいの行列(笑)
これではチケット予約のない一般の人と変わらないじゃない
と
で、そこの行列で待つこと30分
立ってるだけってなかなか辛いんですな、これが
でも
同じツアーグループで目の前にいたアメリカ人の老夫婦が
「あなた妊娠中でしょ
水分をしっかりとった方が良いわよ
」
と、気にかけてくれたのです
その気遣いに心がホッコリ
ところが
そのおばぁちゃまの気遣いはそんなものではなかったのです
目が合えば「お水飲んでる
少し座って休めるとよいのだけど」と
いつも声をかけてくださり
バチカンの中へ入る際には飛行場のようなボディチェックに
「彼女は妊婦だから
」と強面の係員さんに直談判
X線チェック(金属探知機
)を回避させてもらったのです
さらに
ものすごい人だった館内で数少ないお手洗い🚻
そのおばあちゃまが見つけるとすぐに「行った方が良いわよ
」と
ツアーのガイドさんをストップさせてくれたのです

そのトイレでも、並ぶ列を見て係りの人に「彼女は妊婦なの。先に行かせてあげて
」と。
ツアー中にはちょっと休める場所を見つけては「ここ座った方が良いわよ
」と
すすめてくれたり、「体、大丈夫
」とずっと心配していてくれたのです。
それにつられてか、他のお客さんも座る場所を譲ってくれたりと
周りの方の優しさにたくさんたくさん出会いました
結局、ツアーから解放されたのは4時近く
普通の人でも物凄くハードなツアーだった中、お腹にベビーがいる私には
なかなかに厳しいツアー
主人は「こんなにハードと知っていたら、来てなかったよ
」と。
それでも、思ったほど体に負担がかからなかったのは、たくさんの優しさが
助けてくれたのだからだと、心がジーンとするくらい感動しました

別れ際に感謝は言えたものの、そのおばあちゃまとおじいちゃまには
どれだけお礼を言っても足りないくらいです
いつか自分が逆の立場になったとき、自分も同じように
誰かの助けにならねば
と、強く思った半日でした
ちなみに…………肝心のバチカン観光は「行った」というのが、正直な感想で
残念ながら素晴らしい芸術を「鑑賞した」という思い出はほぼ残っておりません(笑)
そんなハードなツアーのあと。
休みなしで、前日に約束していた「オーダーメイドのスーツ工房」へ

体は疲れていたものの、イタリア職人の作業場を間近で見れるチャンスは
今しかない
と、私自身の気持ちは元気100倍
(笑)
スーツのお店に到着すると、店員のおじちゃま、アマデオさん笑顔で快く迎えてくれました

さっそくお店のとなりにある工房へ
「どんなかんじなんだろ~~~
」とワクワクしながら内部へ
まずは仕立てのスーツを頼むお客さんが出入りする場所へ⬇

ここでスーツの生地を選んだり、テーラーさんが細かく採寸をしたり
フィッティングする場所とのこと
ちなみにビスポーク(仕立て)のスーツは採寸をして試着して、というのを
4回もやって初めてその人が最高に見える、その人のためだけのスーツが出来上がるそう


続いては、実際に袖の部分を製作中の方の作業場へ


そんなに近くで見れるの
という驚きと、写真まで撮っても良いの
という驚きに
私自身、大興奮




たって、普通は製造現場とかって見せたがらないと思うんですよ

それなのに、そんなに快く…………しかも、製作中のおばちゃままで
フレンドリーに対応してくださって……………………本当に感動です

そして、案内してくれたアマデオさんいわく、「もっとも大切な作業のひとつ
」という
「アイロンの現場」へ



この行程で折り目に失敗すると、それまでの作業(いろんな人がパーツを仕上げて、スーツの形にしたもの)が
無駄になってしまうそうなのです

だから、この作業をするこの方。
丸一日、誰とも会話をしないくらい集中して作業をするそうな
す、すごい……………………





そして続いては、パーツを作っているんだ方達の作業現場へ

内ポケットや外ポケット、さらには襟、身頃、ズボンのパーツなどなど…………
それぞれが細やかな手縫い、さらにカッティングなどで作業中
すごいな~~~

ひとつのスーツを作るのに、こんなにもいろんな行程があるとは
そして、そこで出来たパーツを繋げる人のもとへ⬇

手作業ででこれまた細かくパーツを繋げて、ズボンや上着になっていくのです
……………………こんな至近距離で見てしまった~~~


あ
そうそう。
一人のお客さんのを担当した人は、その後、お直しや新しいスーツを作る際にも
ずっと同じ人が担当するらしいのです
同じ技術、縫うという作業も、作り手の手にはそれぞれの味があり
仕上がりが微妙に変わるからとのこと。
ここのお客さんはしっかりとした目を持っているので、作りてが変わった途端、
いつもと着心地が違うことに気づくそう
作る人だけじゃなく、買っているお客さんのレベルも高いのか

と、そこにも感動

ほんとに素晴らしい昔ながらのイタリアスーツ職人の現場


それまでの疲れも飛んでいってしまうくらい、
あっという間の工房見学に「職人とは
」という
熱い思いを見た気がします

そして、アマデオさんいわく、「作る行程を見せないところは本物じゃない
」とのこと。
おぉぉぉ~~~
なんか名言です

私も物作りに携わるからには、少しでもここで見て感じたことを
生かしてみたい

と、鼻息も荒くなったのでした(笑)
そして、やっとひと息つけたのは、アマデオさんに教えてもらった
カルボナーラの美味しいお店でディナーをした時

地元の人のオススメだけあって……………………
疲れきった私と主人の体に、その美味しさが染み渡りました

……………………ほんとに、体はヘロヘロでした~~~
(笑)

