「翻弄」ゆらぎ307『Vanilla sweet No.6』 | jks & …muuminのブログ

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チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。





。。。。。。。。。。

Vanilla sweet 其の6

。。。。。。。。。。






It is continution

続きをどうぞ・・・








「辛いのか?」


「カートの胸では泣かないから安心して」


ソギは立ち上がり、カートに背中を向けて
「フゥー!...」と小さなため息をついた。




可愛くて魅力的なソギ。
でも、心がどこにあるのか解らない。


それがソギだ。



カートの心はきわめて冷静に呟いた。


にもかかわらず、カートの視線はソギの上
で止ったままだった。



彼は、咄嗟にパソコンの画面に目を動かそ
うとした。


けれど


彼の視線は彼を裏切り、ソギから離れよう
としない。



一体、どうしてしまったんだ。


カートは、自分の思わぬ行動にうろたえ
た。



その時、ソギが振り向いた。
一瞬の間、虚ろな眼を宙に浮かす。


そうして

カートの視線を捕らえてしまった。



自分の視線とソギのそれが絡まり合うのを
感じる。


カートの体は相変わらず身動きできないま
まだ。


彼は、自分の目の前のコーヒーの存在を全
く忘れている。



えっと、どうすりゃいいんだ。
体ってどうやって動かすのだっけ。




「コーヒー飲む?」



やっと口が動いた。
自分の声でカートはようやく我に返る。




「コーヒーに砂糖を入れようかな?」


「ソギ、甘いの苦手だろ?」



ソギの顔は悲し気だ。




「何があったんだ?」



なんだか、いじらしいとカートは思う。


ソギが口を尖らせて、こう自分に訴えかけ
ているような気がした。




ぼく、疲れちゃったよ。





to be continued



今日もお付き合いいただいてありがとうございます。
いつもいいね!やコメントをありがとうございます。




そろそろ花粉の季節ですね💦(;'∀')
しばらく前からお鼻がムズムズ、くしゃみも・・・


来週は冬に逆戻り??


寒暖差の激しい日々が続きます

みなさま♡

ご自愛なさってくださいねぇ~~~♬(*'▽')♬♬



あんにょ~ん♡