「翻弄」ゆらぎ214『探偵ごっこ』 | jks & …muuminのブログ

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チャン・グンソクうなぎ

妄想の小部屋。少々腐入りです。

苦手な方はスルーしていただきますよう

ご注意ください。

ご訪問してくださるみなさまに心から感謝とお礼を申し上げます。



。。。。。。。。。。

Holmes & Watoson

ホームズ&ワトソン 其の14

。。。。。。。。。。



[ホームズ役 ソ・ジソブ]
[ワトソン役 チャングンソク]



It is continution

続きをどうぞ・・・






ソギは・・・


俺の言うことを、自分に都合の良いように
解釈する。



「ねぇー!早くぅ・・・」


ソギに冗談は通じない。
こうなると分かっていた。


「自分で歩けるだろ!・・・」


一応、言ってみる。
即、睨まれた。


迫力のないソギの睨みは失笑を誘う。


仕方ないな。

拳でおでこを叩き、やるせなさと照れを追
い払い、ソギを抱き上げる。


すると、ソギは俺の腕の中で、パッと花が
咲いたような、明るいあでやかな微笑みを
浮かべた。


大きく見開いた眼の中には、不思議な深み
があって、青味を帯びた眸で凝っと見つめ
られた。


この近い距離が、少し気づまりになる。


ふと外した目が、ソギの紅い肉厚の唇を捉
えた。産毛のある頬と顎の間にいくらか窪
みこんでいて、俺の眼を、その一点に惹き
つける。


羞恥がソギの雅い顔を、紅い寒椿の花弁の
ように紅く染めた。とまどったように瞬き
を繰り返し、ソギは俺の首の脇に顔を伏せ
た。


「ソギ・・・どうした?」

ソギの眸がそれて下眼に横に流れる。


「・・・寒い・・・ギュッとして」


分かった、とソギを抱きしめる。
そうして、軽くkissをした。


はじめてのkissのように。
触れ合いに近い少年と少女のように。


ソギは、うっとりした眸を潤ませて、俺の
耳朶に息を吹きかけた。


息で、俺の耳朶を甘噛みする。


「ずっとこのままでいたい・・・」

「俺は嫌だ」


「ぇっ!・・・ぼくが嫌いになったの?」

「俺がいつ、お前を好きだって言った?」

「・・・言われて・・・ない、けど」


会話がおかしくなってきた。


フゥー!、と小さな息を吐いて、ソギは瞼を閉
じた。ふわっと唇が塞がれる。

押し付ける感じでは無く、柔かい唇で優し
く蓋をされた気分だ。



「ぼく・・・ずっと信じていたんだ・・・
ジソブさんがぼくを助けに来るって・・・
待ってたんだ・・・一緒に帰れるって」


ソギは俺を慕ってる。
俺に愛されたがってる。


玄関の前でソギを下ろした。


俺は、腕の手を解き、ソギの頬を優しく挟
んだ。戸惑ったようなソギの可憐な二つの
眼が、涙を滲ませて、俺をはずかし気に見
上げている。


ソギは天性の恋愛者だ。
それは最初から分かっていた。


ソギの少女のような手が、俺の手に掛か
り、頬を外そうとするように、右に左に傾
ごうとする。


「ぁっ!・・・イ…ヤ・・・」


それは技巧ではなかったが、いかにも技巧
のある女のように巧妙だった。


「・・・何故嫌がる?・・・何か思い出し
たのか?何があった?・・・何を・・・さ
れたんだ?」


ソギの二つの眼は、冷たい炎を出し、すみ
れ色を帯び、光った。






to be continued



今日もお付き合いいただいてありがとうございました。
いつもいいね!や、ペタ、コメントをありがとうございます。



昨日は母の所へ。

花粉症にやられている以外は元気で明るい
母と楽しいお喋りとランチ&コピタイム☕

なにより、元気で長生きしてくれているこ
とに感謝です。


今日は弟たちとお気に入りの「鹿の子」へ

歩行者天国の銀座は、外国人でいっぱい
まるで外国へ来たようでした(笑)


みなさま♡

良い週末を過ごしてね~~~♬♬(*'▽')♡



あんにょ~ん♡