こんにちは、ムーコです。


今日は早起きをして電車登園の練習花


寝つきが悪く朝が弱い娘はグズグズでしたが笑 ベッドからだっこでリビングへ行き、昨日パン屋さんで買った菓子パンを見せ…笑

思ったよりスムーズに予定通りの電車に乗ることに成功バレエ乙女のトキメキ

冷食、菓子パン、バッチコイ!大変な時にはそういうものを頼るのも生きる術ですよね。



久しぶりの都会。わたしもなんだかいい気分ですおすましスワン乙女のトキメキ





 
今年、扶養を抜けてみることにした私。会社の制度が整っているのをよいことに時短や大型休暇を初っ端から取ろうとしているのと、ボーナスが3月支給なので今年の年収は扶養控除考えると『もったいないかも…』くらいの額になってしまうんですが


それでも扶養を抜けよう、と思ったのにはキッカケがありました。


それは、祖父母の介護問題です。



私の両親は、どちらも長子です。


5年ほど前に母方の祖父母が動けなくなってきて、夫婦で営んでいた花屋を閉めました。

まだ私が大学生の時だったか、祖父が病気して入院した時、祖母をうちに一時的に住まわせたことがあったのですが、まだ父は現役で仕事をしており母も朝晩の送迎など家族の世話が忙しく、その中でちょっとクセのある祖母の世話をするのが大変そうで。

父や私も慣れないおばあちゃんとの生活に気を張ってとても疲れていました。



祖父の退院をきっかけに夫婦で施設に入所してもらいましたが、施設にいてもなお、祖母は母にワガママをたくさん言って面倒見るのが大変そうでした。おそらく少し変わった祖母は友達を作るのも苦手だったようで、施設に遊びに行くと周囲の人と仲良くする様子もなく、その施設ではみんなが黙りこくってテレビを眺めたり、ぼーっとしたりしていました。祖母と同様、周りの人たちも社交的ではない様子で、その雰囲気は牢獄さながら… 時々顔を見せにくたび私は、老人ホームとはこんなところなのか、これは、お年寄りには辛い環境だなと感じていました。

たまに母に外に連れ出してもらえるのが楽しみだったようですが、一度車に乗るのに失敗して大きく転倒して怪我をしてからは母が転倒させることに怖くなってしまい、ほとんど外には出してあげられなくなりました。祖母の楽しみは母が持ってきてくれる和菓子やお煎餅のみに。

なんだか不憫でした。



数年が経ち、そんな祖父母が亡くなって間も無く、今度は父方の祖母が認知症のようになってしまいました。ひどい時には顔を見にいったら家中が排泄物まみれで、ベッドの下でハムスターのように丸くなって怯えていたとのこと。。。


ちょうど祖母と同居している叔父が癌を患ったタイミングで、そのショックもあったのかもしれません。

デイケアは利用していたのですが、叔父も体調が悪いし、ここまでの状況なら入所した方がいいだろうと、彼女もまた施設に入ることに。


いざ入所してみると、80まで踊りの師範をしていて社交的な祖母は、叔父と二人で家にいた時よりずっと楽しそうで、元気になってきたとのこと。


『施設にあるカラオケで「春を愛する人は〜♪」の曲を歌ったのよ。みんなが知ってる曲がいいかなと思ってね』


そんな言葉を聞いて、祖母らしいなと思いました。順調に施設でお友達を作って、おしゃべりに花を咲かせている様子。





両者の介護を経験している母は言っていました。

「父方のおばあちゃんは、自分で働いていた期間が長かったからおじいちゃんの遺族年金と自分の厚生年金があって、割といい施設に入れたのよ。それにその年金で支払いも賄えてるの。こっちのおばあちゃんの方は、自営業で国民年金だけだったし、二人を一度に施設に入れたから、あまりいい施設には入れてあげられなくてね。それでも一応年金で賄えてはいたけど、そういうところで老後に差が出るよね。今から自分の時のことを思って不安だわ。」


うちの母はずっと専業主婦でした。時代的にそういう人もたくさんいたとは思うけど、パートもほぼせず生きてきた人。老後になってそういったお金の動きを目の当たりにして不安に思うのは当然かもしれません。




わたしは、専業主婦の母に育てられたので正直ずっと専業主婦への憧れがあったし、自分の子供にも「母親が大体家にいる」安心感を与えてあげたいと思っていました。



けど、いざ老後のリアルなお金事情を聞くと重たいものがありました。父方の祖母が入っていた、あの静まり返った介護施設の雰囲気を思い出すと喉につかえる何かを感じました。



たとえ目先の給与はパートと変わらなかったとしても、自分自身の老後を豊かにするため、一人っ子の娘に老後少しでも負担をかけないために、扶養を外れて自分で厚生年金を払うことってすごく有意義なんじゃないかと思ったのです。

もちろん、単純に貯蓄するという手もあるし年金が全てではないけれど、貯蓄の苦手なわたしにはその方が向いていると思ったわけです。


今の日本の制度だと微妙な決断ではあるけど。笑


正直子供を産んだ6年前には、ここまで日本の経済が酷くなるとは思っていなかったな…「景気が悪い」なんて言葉を実感するようになったなんて、私も大人になったもんだ笑い泣き



「次元の異なる少子化対策」についても今度は考えてみたいと思います。それはまた、今度!



久しぶりにお金についての真面目な話でした。笑