南西諸島の中之島を中心とする荒廃農地再生計画を進めているが、時間も取れず課題も多く、思うようには進まない。
9月前半の訪問予定は後半に順延、さらに10月以降に順延した。
労力もなく日本一不便な地だけに人の手配、開墾滞在拠点、村の意向など問題は山積みだ。
中之島は無理でも、村役場は鹿児島にあり、鹿児島での打ち合わせならやれそうだ。
将来、鹿児島から奄美大島までの協生農産物の集荷・発送拠点になる九州南端の指宿にも広大なモデル農園を造成予定。
指宿には放置された広大なグアバ園があり、半分はブッシュに埋もれながらも息づいている。
読者の祖父が情熱を傾けた数百本のグアバの苗木園がそのまま大木になりつつある。
この密生し過ぎたグアバの木を解放、さらに混生させて完全な協生グアバ園にしてあげたい。
間引き伐採が早いが、せっかくここまで育った大量の木の命を奪いたくはない。
隣接する荒廃農地に重機で移植するのが理想的だが移植場所も定まらず、近い内に現地に出向くしかない。
トカラと違いここには賛同して手伝ってくれる人達が大勢いる。
この地をグアバ始め、亜熱帯果樹やシマサルナシなどの苗木園としたい。
ビレッジで提供する放任梅や放任ミカン同様、ここも放任グアバが育っている。
南西諸島協生果樹園の産物は樹上完熟、落ちるまで待つことが基本。
おおまかで種によって異なるが、約8割は加工へ、2割がフレッシュで宅配と考えている。
フレッシュは他の果物同様に季節のものだが、周年利用出来るのが加工品。
季節の嗜好品としては消費量は少なく、体調の維持には周年果肉が必要であり量の確保が先決になる。
南九州から奄美大島は指宿、それと沖縄以南は沖縄が出荷拠点、これで当分は全国の消費者を網羅出来る。
海外に生産拠点を求めるのは果肉が足りなくなった時で良い。
指宿のグアバは今は放任だが、出来るだけ早く完全な協生を目指す。
ミカンや梅がそうであるように放任であっても健全な草や木々に囲まれ半協生と考えれば良く、味も大差はなくどちらも体調を整える。
まだクリアーしなければならない問題は山ほどある。
https://ameblo.jp/muu8/entry-12418548062.html
木々に埋もれた・・グアバシックパーク
石垣島から便りがあり、夏のマンゴーは壊滅したがグアバは台風の被害もなく少しづつ出荷出来るとのこと。
グアバの木は数本しかなく収穫量も少ないが、放任グアバではなく完全な協生グアバだ。
日本の果てでもあり規模も小さいので販売に野人は介入せず協力している。
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