土があれば必ず草は密生する。
これは当たり前のことだが、何故密生するのか考えた事はあるだろうか。
野山、道端、さほど土もないコンクリートの隙間、妨げがない限り必ず草は密生する。
当然のように畑にも密生するのだが、人間には嫌われ、根から引き抜かれ、草にとっては苦難の場所だ。
草だけでなく虫も排除するのが農地、庭、プランター栽培の常識であり、それらを好む人もいない。
人は何故草や虫を排除しようとするのか、この道理は学者が作ったものであり、農家や関係者、さらに家庭菜園をやる人までその道理を忠実に実践している。
排除する理由は明確であり、誰もがそのように確信しているからそうなる。
草は陽を遮断するだけでなく、見苦しく邪魔になる、肥料の栄養を吸い取る、虫は農産物を食べて駄目にする。だからどう考えても排除するのは当然・・と
何故耕し続けるのか・・
土壌を柔らかくして根を張りやすく、通気性、保水性を良くし、土壌微生物を活性化させる。
何故堆肥を土中に鋤き込むのか・・
有機物が豊富で ふかふかの良い土壌を作る為。
何故石灰や肥料を撒くのか・・土壌のPH??
野菜はアルカリ性を好み、肥料がないと絶対育たない。何十年もやっているから間違いない。
まあ・・このような回答がほぼ全ての学者、農家から返って来る。
当たり前の事を聞くんじゃない・・と言わんばかりに。
実験室の土で試験すれば必ずそうなるだろう。
そこに自然界の仕組みは全く入らない。
自然界の草が何故密生するのか、養分を奪い合っているのか、何故、肥料やPHに関係なく大きく育つのか、その答えが全く抜けているのだ。
これはもう、学者の独りよがり、事故満足と言うしかなく、言っていることの道理が、まったく道理にはなっていない。 実験は公正な実験になっていないのだ。
しかし、世界の常識はこの上に構築されている。
雨降って地固まる・・の格言も人間の畑や造成地から生まれた言葉であり、野山の土は逆、雨が降ればフカフカになる。
通気性、保水性も野山の表土は農地の比ではない。
微生物の量も比ではなく、持ち込む必要もない。
草が密生、根は互いに絡み合い何故フカフカになるのか、そこに目を向ける人もなく、明らかにおかしいと考え、はっきりさせようとする人は誰もいない。
習ったことを何も考えずそのまま実行しているだけであり、長年人知なき戦いが繰り広げられてきた。
野人はこれらのすべての道理をジャンルを超えて立体的に組み立て、はっきり答えを出して来た。
何故耕す必要がないのか、堆肥や肥料を必要としないのか、PHなど関係がないのか、草や虫を排除する必要がないのか・・
協生農法理論も創り、実践してその通りの答も出した。
まったくわかっていない連作障害の理由もはっきりさせた。
続く・・
大地は必ず森になる
http://ameblo.jp/muu8/entry-10830316831.html
大地に草が密生 必ず森になる理由 1
http://ameblo.jp/muu8/entry-12211601641.html
うねも通路もみんな・・ハ・タ・ケ