地球上で最も優れた頭脳と体機能を持つ人間は地球全域に広がり、他の生き物や環境を意のままに出来るようになった。
たしかに知能が優れているのは事実だが人間だけが特別ではない。
人間もまた他の動植物と同じ地球の一部。
生き物は動植物を問わずすべて 「感じ 考え」 自らの意志で行動する。
その手法 深さ 時間の流れが人間とは異なるだけだ。
自ら判断して動けるから「生物」と言う。
偶然や神様の仕業でもない。
全人類だけでなくゴキやアリンコや葉っぱにまで毎日指図していたら神様は体が幾つあっても足りない。
人は知能の程度で生き物の線引きをする。
その人間のエゴが自然界の道理を見失ってしまった。
仕組みの探究において、人間が「特別」 という先入観から入れば平等性に欠け、客観的な判断が出来ず自然界からは遠ざかる。
人間は生きる為の知性からさらに進化、繊細な感性も育まれ、物質だけでなく高度な精神文化も築き上げたが、失ったものも多い。
感性から多くの人間独特の道理が生まれ、自然界に持ち込まれた。
生き物はすべて感性を持ち、自ら判断して動く。
植物もまた毎日動いている。
動物のように自由に歩けないが、上に下に横に斜めに動き進出している。
動物とは活動スタイルがややことなるだけであり、植物もまた動物なのだ。
植物に脳や内臓や筋肉などの組織はないが意識は動物と同じ。
動物の意識が体の「何処」にあるか知る人はいない。
地球上で最も優れた脳と自負する人間にすらわからない。
有機質である脳は見えるが、意識は見えない。
見えないが意識はある、自ら考え行動する「生物」なのだから。 植物もまた同じだ。
見えないから「ない」・・と言うのなら、人間にもないことになる。
意識は脳があろうが無かろうが存在すると言うことだ。
脳機能を持たない植物の意識とはどのようなものか、どのような仕組みで機能しているのか・・
よく考えれば、動物も植物もそれほど大差ない。
続く・・
生命誕生 体が先か意識が先か 1
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